西洋文化と東洋文化。

 海外の人達の日本への評価は様々だ。ブエノスアイレスの人だったかパリの人だったかが、日本という国は西洋文化と東洋文化が見事に融合した素晴らしい国だという評価をしていた。この評価を実際どう受けて止めればいいのか少し迷ったが、なるほど海外の方の視点はそうなのかと心にその言葉が馴染みながらいい感じで素直に納得できた。西洋文化が具体的に何を指し、東洋文化が具体的に何を指し、さらにその融合が実際の日常生活や仕事をする上でどのような作用・影響・恩恵を受けているかは漠然としつつも、思い浮かぶいい面だけを捉えて「融合」を組み立ててみると、確かに、希有な国の見事な融合だと感じた。

 さて、その融合加減が経済面ではどうなのだろう?まぁ、西洋と東洋と言っても広いですから、グローバルなビジネスモデルに携わっているグローバルな人材の人達はその辺りを上手く機能させているのでしょう。ジャパンエキスポもハリウッド映画の日本描写も微妙に日本人の一般意識とは距離があるようにも感じるが、感じようが感じまいが海外での評価は海外の評価として素直に受け止めなければいけない。例え、それが古傷を舐める結果になろうとも。ま、島国だから海洋の存在が緩和している時代は良かったがネットでクラウドが地球を覆っている以上、電子レベルでは地球はひとつ。リアリティーとの微妙な時差と違和感を何かの手法で緩和しなければならいのだから、融合は必然かもしれないですね。

 未だに戦国時代の武勇伝や明治維新の狂気を回顧して微熱をエンジョイするテイがリセットされないが、これも言わば「融合」のケミカルリアクションかもしれないですし。熱量を出し切った汚染物質の処理に感けながら一方ではグローバルな熱量に変換しているあたりも「融合」が生み出したノウハウかもしれないし・・・。