論理を切り取るツール。

 論理はループだから切り取り再構築しなければコンテンツにはならない。その切り取り方や再構築の手法のスキルの優劣でコンテンツの価値が変化する。論理はすでに偏在しているモノ。コンテンツはその一部分をカタチにしたモノ。この関係をデザインの仕事では意識化に据えておく必要がある。しかし、その意識も経験値だけでは手に負えないケースが多く、自分の度量や器量が毎回試されているという構図なのだ。見えているのに見ていないモノ、聞こえているのに聞けていないモノ、触れているのに触っていないモノに意識を集中するために身体機能の限界を補填するのがツールだと考えて間違いないだろう。ツールについてどこまで精通できているか?同じツールを使ってもスキルは適正か?確かめることは無数にある。無数にある分、楽しいのがデザインの仕事。だが、苦しい面と表裏一体。

 手に負えない場面で、何を考えてきたか、今、何を考えて、これから何を考えようとしているのか、このループと普遍の論理がシンクロする瞬間のサインを自分自身のツールでデスクトップにカット&ぺーストしなければならないのである。つまり、スペックは高ければ高いほど包容力があるということ。ただ、包容力だけでは蓄積し過ぎCPUへの負荷となる。また、マイエンジンのスペックをフル回転させるエネルギーの確保も必須だし、切り取り方のテクも重要。切り取り過ぎて食べ過ぎても消化できなければ栄養にはならないし、変化する自分のさじ加減のチューニングを都度調整しながらのカット&ペーストが大切なのですね。