1日も早く起業したい人が・・・。

 「1日も早く起業したい人が、やっておくべきこと・知っておくべきこと」なんとも意味深い書籍のタイトルです。もう最近の書籍のタイトルってモリモリしています。当然、広告には「自分でも起業しようとしている時期だったので大いに刺激を受けた。タイトル通り、起業する上で必要な情報がつまっていた。」と36歳の男性のコメントが金魚の糞のように付いている。もう、最近の広告の鉄板スタイルだ。さらに、「起業して3年以上続く人とダメな人の習慣」などと、3年サイクルでバッサリ切ってしまう手法も36歳の男性あたりをとことん刺激するのだろう。「18年会社に勤めた典型的サラリーマンが起業後、多くの起業家を成功に導けた理由」などという書籍のタイトルもやはりモリモリである。このあたりはもうモリモリ過ぎて「起業」のことが関係なくなってしまいそうだ。そもそも「起業」するということは、やっておくべきこととか、知っておくべきこととか、続くとかダメだとかなどは関係ないはずだ。「絶対にやるぞ!」とか「絶対に続けるぞ!」と気合いと明確な戦略があって「起業」が成立するべきなのだから、迷っている段階で恐らく起業は無理な事に気がつくべきだ。いや、気がついた方が幸福かもしれない。できないのに3年あまりでクローズしてしまうようなポテンシャルでは何をやっても同じ。つまり、起業家とは生まれつき起業家なのである。