最強のスキル。

 「将来のためにも、「プログラミング」のスキルを今から身に付けておく、ITで勝利する為の武器を備えておく、これは今時の成功者にはみなに共通するスキルです。」
 「世界中の誰もがよく知っている面々、アップルのスティーブ・ジョブスやマイクロソフトのビル・ゲイツ、 Facebookのマーク・ザッカーバーグも、ソフトバンクの孫社長も、mixiの笹原社長も、グリーの田中社長も・・・共通して持っていたスキル、それが「プログラミング」 なのです。世界的な巨大企業を築き、成功を収め、大富豪になった彼ら全員が共通して持っていたスキルというのが「プログラミング」です。」
 「例外はありません。それが、ITの世界で自分のやりたいことを自分自身で実現することのできる 唯一の手段 であるからです。ITの世界で自分のアイデアを具現化する手段というのは「プログラム」の他にはありません!あなたは、ただ単に他人の作ったソフトの言いなりにパソコンの操作ができる人・・・ なだけではありませんか!?」というメルマガが届いた。いやはや、強烈な定義ではり、明確なメッセージではあるが、プログラムの裏にある背景を伝えず、大きな旗を振ることは簡単だ。

 「最強のスキル」とはなんとも耳に心地よい言葉だが、「あなたが日々活用しているパソコンは最強のスキルで天才達の努力の賜物だから、しっかり稼いで私達のコンテンツを買ってくださいね。」的なニュアンスしか伝わってこないほどリアリティーがない。プログラムというブラックボックスを盾に精一杯の矛を突き上げているようだ。もっともっと人間は不完全であることを伝え、傷をなめ合うのではなく、お互いに研磨し合う素地に気づいてからでも、そのスキルが最強か否かを考えればいい。

 つまり、SNSの限界点が具体的に見えてきたのだろう。