自分を知るために。

 今日でこの一年が終わる。この一年を振り返ると世の中の景気や自分の仕事のことよりも、自分自身について考える時間が非常に多かった一年だった。それも来年の春に50歳の大台にのることも大きな要因だろうし、娘も大学受験や高校受験に奮起し、新しい出発に取り組んでいたことに親父も影響を受けたのだ。49歳から50歳への分岐点でいろいろなことを考えたために、自然と自分自身について考える時間が多くなったのだ。自分の部屋に「戦うべき最大の敵は自分だ」と書いて貼っていながら、その戦う相手をあまり理解していなかったことに気づかされた。これでは戦う戦わないのレベルではなかったのだ。戦うためにももっと勇気を振り絞って、黙殺してきたことについて注視しなけれ何も始まらないということ。そのためには49年間で凝り固まった思考やスタイルをリセットする必要があり、到底、自分ではできないことだと分かっていたので、相棒の力を借りた。勿論、そんじょそこいらの相棒では私の思考をリセットさせることなどできないし、お願した相手が力不足な場合、相手を傷つけて終わっていただろう。だから、相棒の条件は圧倒的に強力なカンフル剤であり、圧倒的に信頼できる相棒でなければならなかった。まず、そんな相棒がいてくれたことに感謝だし、そこまでのアドバイスと分析をしてくれたそのスキルと能力に感動だ。つまり、どうやら、リセットは成功したということになる。だが、まだそのリセットの仕上げは完了していない。そこに辿りつけたら、これまで観ていた景色は確実に一変するだろう期待している。自分の「決定的に足りないもモノ」は何で、その足りないモノを補填し、さらにその向こうに突き抜けるためには、年が変わろうとしているが、一切気持ちを緩めることはできない。12月31日なのに、こんなに気持ちのトルクが現在進行形は初めてだ。それなりに1年を振り返り、それなりに来年はどうしようこうしようと考えている31日が例年だっただけに、テンションが張り詰め過ぎて、まったく正月とか年始という感情が湧いてこない。このタスクをフィニッシュした時、今まで観たことのない景色を相棒と二人で見ていたい。今はただそれだけだ。

 そんな31日、漠然と思うのは、10年後、マンハッタンのオフィスでロッククライミングの書籍(英語版)のDTPをやっていたなぁ~と思うぐらいだ。相棒、よろしくお願いいたします。