知の逆転

 ジャレット・ダイアモンド、ノーム・チャムスキー、オリバー・サックス、マービン・ミンスキー、トム・レイトン、ジェームズ・ワトソン。それぞれの巨人達がどの「知」に対してどのような「逆転」を企んでいるのか?という狙いをサイエンスライターである吉成真由美さんがどのように引き出されたのか?への興味があるが、むしろ、すべてが2010年の4月から2011年の11月の間に語られているということが脅威でありまぎれもないリアリティーだ。静かにそのリアリティーとマテリアルが心と頭に浸透し、そして、融合することを期待したい1冊だ。書籍とはほんとに素晴らしい発明だ。