タフなギア

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 欲しかった登山用の靴を購入した。これが3足目。一足目は自分自身のレベルに合わせてライトなローカットモデルだった。足への負担を抑えた馴染みやすい初心者用を購入した。私は靴のコレクターではないので登山用の靴以外に靴は仕事用と運動用があるだけ。実用的な靴しか買わないので、一種類を履けなくなるまで消耗するタイプ。一足目は4年前の一回目の富士山登山用に買った。富士山登山に登る前の情報収集の段階で、「靴は一番重要」という情報を専門誌で読み、アタックする半年ほど前に購入して散歩など仕事以外は全てその靴を履いて慣らしていった。もうその靴ももうボロボロになり、自己流で何度か修復を試みたが限界となり、この3足目を検討していた。その次に買った2足目はミドルカットで、普段に履くには紐をいちいち結ばなければならず、登山や釣りの時だけしか履いていなかった。特に、雨模様などの場合などはこのミドルカットタイプにしていたが、3回目の富士山で下山中、終始雨という状況で防水加工が緩く非常に心地の悪い経験があり、3足目の素材はゴアテックスで防水、しかも、ミドルカット以上という条件で物色していた。それがこの靴。まず、目先の目標としてはアイゼンを付けて雪山に登ること。優れた道具は使う人の能力の低さを補ってくれる。私の山登りのレベルは一般登山愛好家の中なら、「下の上」ぐらいだろうから、厳しい条件の山に挑戦する場合は、このレベルのちょっといいタフなギアが必要なのだ。

 自分のレベルに合わせて道具を物色するのはとても楽しい。最初からトップクラスのギアでも実力が伴わずバランスが悪くなり、ビギナーは使いこなせない。少しづつ経験を積み、そこそのギアにレベルアップしながら、ちょっとづつ挑戦していくのが楽しいのだ。何事も。逆に少し背伸びをして、タフなギアを身につけると気持ちもタフになり、ヘナチョコな自分の体力・技術を鍛えようという気持ちになる。タフなギアにはそんな効果・作用がある。