使えるか?

 「現場のビジネスに、データの「使える化」を!」とよく目に耳にするフレーズだが、まるで、ビジネスの現場にデータを使っていなかったような語感がある。タブレットを使用しているだけで、スマホを使用しているだけで、「活用」してるとは言えないし、デジタルデバイスを使用せずとも世の中の情報を使っている人は多くいる。その部分をそのように線を引くことに、このマジックのネタがあるのだ。「見える化」って、おやじギャクの寒いダジャレレベル!?と処理しかけ、ふと思うのは、いやいや、このダジャレ路線が意外と有効なのかもしれないという捉え方。扱うテーマはデジタルビックデータ、ツールはデジタルデバイス、だけど、アプローチや訴求する時はダジャレが有効だという方程式なのかもしれない。スマートな商材をスマートに使うためには、ベタベタが数字(営業結果)を持っているのだろう。しかし、ビックデータをデジタルソースだからスマートと決めつけてもいけない。逆にベタベタなソースをベタベタなツールで使うことがスマートだという方程式に置き換えることができるのかもしれない。例えば、たこ焼きは大阪の屋台で食べれば当然「ベタ」だが、パリのカフェでフランス人のカップルが食べれば「スマート」みたいな違い。そこで、「たこ焼き」というソースは、果たして、使えるのか?と。

 デザインの仕事は正にこの部分の置き換えの連続であり、時代を越えて普遍なソースと時代と共に変化・進化したソースをデスクトップ(机の上)に並べて、どっちが「使える化?」と腕を組んでいる状況が意外と多い。