感情的になるとは?

 こころの状態を自分のこころが感じている以上、なかなか正確(客観的)に捉えることが難しいです。ただ、客観的という言葉の使い方を知っているだけにとてもさらに複雑です。通勤途中、日常生活、会社での仕事現場、常にこころは何かしらの波風をたてていて、あらゆる情報や状況に敏感にレスを返しています。不満、怒り、不快、いらいらなど絶えることなく常に。これらをすべて拒絶してシャットダウンすればこころは晴れるのでしょうか?そうでもないようです。こころが感じる刺激にはいいことと悪いことがあります。そして、脳(こころ)は常に自己評価において優先順位を瞬時に判断し、本質(好み、損得、正誤)を見極めています。そして、優先順位の下位を忘れていく仕組みです。いつでもニュートラルな状態を維持することができれば、「あんな失敗」や「こんなトラブル」や「もっと追求できた」こともあるでしょう。しかし、こころは自由に情報に対して上下し浮沈を繰り返す。感情的にならないなために、こころのスイッチをオフにすればいいだけだということに対しても当然一喜一憂喜怒哀楽が作用しています。
 ただ、ひとつ確実なことは感情の起伏は時間の経過と共に自然とおさまるということです。イライラもワクワクも時間の経過が解決しフラットなレベルにしてくれるということです。しかし、感情的なスイッチが入り、さらにその感情を増幅させるタイプはこの感情がおさまることなくいつまでも不安定な状態を続け、さらに大きな失敗やトラブルを自分で招いていると言えます。
 「まぁ、いっか!」と気分転換をするテクニックが高い人は状況判断が早く対応力のあるタイプです。いつまでも同じことを根に持ち理屈や道理で世の中に対する遺恨を保持している人は、気づきも有益な実感も快活で軽快な思考も自分で放棄しているとも言えます。こころは時間と共に自分の本来のレベルに沈静化してくモノ。氾濫飽和する表面的な情報の中から本質を見極めるテクニックがあれば、いつでもベストコンディションであらゆる状況に対応できるでしょう。「そんなの理想だ。そんなに簡単に処理できれば苦労はしないよ。」という道理や理屈から一旦距離を置き、自分のこころのニュートラルポジションから情報や先入観を捉え、日常生活を仕事を人生を前向きに送りたいです。

 私自身、どちらかと言えば、「堪忍袋の緒がない。」タイプなので、この努力はひと一倍こころしていますが、なかなか難しいです。ヨーダのように本質のフォースを使いこなすためにも、常にこころとこころのバトルは続くのです。