自己新。

 陸上をやっている娘が昨日の記録会で100mと200mの自己新を出した。冬の間、厳しいトレーニングを続けてきた成果である。自身も中学の頃は野球をやりながら大会の時だけ陸上(短距離)をしていた。高校時代も冬のトレーニングは厳しいトレーニングだった。私は野球のセンスがなく中学生の時に陸上の練習で太ももを故障したため、中学後半から高校時代はまったく、みじめな想い出しかないので、中学・高校と陸上を頑張っている娘が公式の記録会で自己新を出したことは、自分のこと以上に無類の喜びです。

 社会に出るといつも仕事に追われ「自己新」と無縁になる。当然、年収で一番になれるはずもないし、デザイン力で日本一になれる脈もない。毎日、仕事を頑張っているし、貪欲に知識やテクニックを向上させようと努力しているが、やはり「自己新」とは無縁の生活サイクルです。たまに山に登り体力・気力を曖昧に実感するレベルだから、何か具体的に挑戦したいと考えているが、適正な舞台もそうそうあるわけではない。だから、なんでもいいから「自己新」を意識できる挑戦をしたいものだと常に気持ちだけは虎視眈々なのです。

 年々、視力も知力も低下している中、体力も比例して決してずば抜けたモノでもないし、テクニックを磨こうにもひとつのテーマ・ジャンルに夢中になれる状況でもない。いずれにしても中途半端で曖昧な時間を過ごしていることが、なんとももどかしいです。

 これが一般的には普通なことなのでしょう。しかし、何か自分の好奇と熱意をぶつけられるステージが欲しいと思います。この歳になるとその選択肢も限定されますし、なんでも「ホドホド」「ボチボチ」レベルで終わりがち。突き抜ける感覚をなんでもいいので実感したいです。

 あ~あ、あと10日で51歳です。トホホ。