ああだの、こうだの。

 気がつけばもう5月まじか。昨年10月、大野ダムでチビブラックバスを釣ってから1匹も釣っていない。まじか!?いかん、非常にいかん。釣り場に行けていないのも非常にいかんし、釣れていない結果もいかん。こんな時はいろいろ余計なことを考えてしまうもので、新しい道具を揃えようとか、次、釣り場に行ったとき、大会の時には「ああしよう、こうしよう」に惑わさされて釣りにならない状況に陥るのです。素直に釣りを楽しめない状況を自分でつくり、自分の首を絞めている。頭デッカチになり、戦略ばかり考え過ぎて現場では空回り。悪循環である。恐らくこの心理状態でフィールドに行っても、いい魚に出会えることはない。釣りってそういうモノです。と、大したテクもタックルもないことが一番の要因だと分かっていても、自分を過大評価して、それが一周回って楽しいという摩訶不思議な趣味の世界。釣れれば楽しいが釣れなくても「楽しかった」という予防線・保険をかけている。「ああだの、こうだの」状態では特にこの傾向が顕著で、釣り場に行ってルアーはキャストしているが、実は釣りは成立していない。当然、釣れないから理由を原因を考える。考えたところで原因はひとつ。ルアーを投げているポイントにバスがいないのです。それを「ああだの、こうだの。」考えていることだけに囚われ、実際に手が動いていないのです。ああ、バス(ルアー)釣りって深い。
 意外とこの悪魔の方程式が仕事でも作用するから怖い。