まったく。

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 まったくもって、言葉で捉えようとする気持ちが消し飛ぶほどの圧倒的なイメージ。さらに、作家様ご本人(関野智子様)とも会場で出会えるというサプライズもあり、自分の浮かぶ言葉の貧弱さに、ただただももどかしさが募る。岡山県総社市、うん、あなどれない。「これが芸術だ!」などとも言いたくなくなるほどの存在感でした。これがアートに対する正しい反応なのだと思います。

 余談を言えば、造形作品が展示された屋内・屋外にまったくもってアートに無縁のご年配が、目の前の作品を無視してまるでゲートボール場のような会話をしておられた。会場内のベンチに座り、おにぎりを食べているご年配の皆様方の方が、よほどアートな存在だった。これは新しいタイプの呼吸する造形作品!?と思えるほどの違和感。どっちがアートなのか?と。まったく、不思議な空間でした。