2015年05月 アーカイブ

欲しいモノ。

 あるオンランショップから「アンケートに答えて素敵なグッズを当てましょう!」的なメルマガが届いたので、早速、専用フォームでレスを返した。普通ならこの類はスルーなのですが、抽選で当たるかもしれないグッズ商品がデジタルソフトだったり、デザインの仕事に便利そうなPC関連グッズだったりしたので、ちょっと、本気でアンケートに答えた。答えながら、「どうせ当たらないだろう~」とは感じたが、何気に本気になる間合いだった。

 そのアンケートは「あなたの欲しいモノは?」というシンプルなアンケートで、その他、氏名や電話番号やメアドや職業などの一般的なラジオボタン形式のアンケートだった。

 そこで、「欲しいモノ」についてリストアップするだけではなく、その理由もコメントする枠があったので、このような内容を書いた。さて、抽選はどうなることやら。

 私の欲しいモノ、第3位。サイボーグ009の加速装置。漫画やアニメでいろいろなヒーローがいますが、009の加速装置はとても魅力的。過去や未来を自由に行き交うとか、テレポテーションで瞬間移動!なんて能力はちょっと物理的にうさんくさい。しかし、009はサイボーグ。アンドロイドの機能として人間には不可能なことでも機能性として実現可能だと想像を飛躍させる価値のある能力だと思っています。明らかに最強のサイボーグだと思う。
 第2位はウルヴァリンの身体。ダイヤモンドより硬いアダマンチムを高熱で液化させ皮膚の下部に注入させたという設定のウルヴァリン。そもそもの人間離れ(ミュータント)した治癒能力・再生能力の高さからこのようなことが可能になったという設定ですが、骨はアダマンチウムでコーティングされ、生体機能は瞬時に再生するという身体。これは素晴らしい。
 そして、第1位は、ボビー・フィッシャーの頭脳。鬼才で奇才、人格的にはかなり問題があったらしいが、そのチェスの実力は数々の伝説になっている人。最近はスパコンと人間が対戦して勝てる勝てないの話題もあるようですが、スパコン相手なんてどうでもいいこと。たった、64マスに32の駒を並べて対戦するだけのゲームがなぜこれほど人を魅了するのか?その勝負の世界で伝説になった頭脳。それはやはり一番欲しいモノです。

 地球上の「個人資産」「優良不動産」「ブランド商品」「芸術作品」よりも、この3つを私は欲しいですね。というか、今回、最終的に欲しいモノは「素敵なグッズ」なのですが。

さすがさすが。

 昨日、午後9時から8チャンネルで、ひさびさのネタ番組がありました。いろいろな実力どころを集めて演芸形式のネタ番組でした。トップの「ブラマヨ」さんから「フットボールアワー」さんまで、さすがさすがの実力者揃い。その中でもやっぱ安定した話術と秀逸なネタを披露されたのが、「ナイツ」「ドブロック」「フットボールアワー」の3組。他のコンビやピン芸人の方も勿論素晴らしかったのですが、ネタのチョイスとキレ味はこの3組がとても印象的でした。というか安定感のある演芸タイムでし。

 ナイツさんで言えば、土屋さんの冷静なツッコミは抜群。ツッコミで言えば、大吉先生も最高ですし、若林さんも最高なのですが、土屋さんの気性というか醸し出す独特の雰囲気があり、ポツリと出てくるキレのいい突っ込みが大好きです。ネタとは言え、タイミングとツッコミの角度がさすが。

 ドブロックさんは「もしかしてだけど~」はさておき、「マルマルな女」の切れ味は凄まじい。「プリクラ好きの女は~」「〇〇コを見ても驚かない女は~」とても印象的で最高の切れ味でした。これが一番のキレ味でした。

 そして、やはり、フットボールの後藤さんの切れ味はいい。このクラスのツッコミはキレが良すぎて一瞬切られたのを忘れるぐらいの微妙な間があります。わずかその間は、まばたきほどの間なのですが、逆にその間があるから、笑いの振幅が深くなり雷のように衝撃度が高くなる。いや、それを後藤さんが「させている」という捉え方でで間違っていないと思います。漫才って、ただネタをテンポ良く時間枠の中に並べるだけではダメだから、表情や間合いが練りに練られてこそ、そのコンビさんならでわの世界観がつくりだせる。同じネタをテクニックのないコンビがしたところで、何もお笑いの波動は生まれないのです。ほんとにお笑いの世界の上層部に安定して君臨している人達のテクニックと素質は凄まじい。日頃の研究心と探求心の賜物なんだろう。

 しかし、昨晩はM1のチャンプやコントのグランプリの方など、いわゆるメダリストの皆様だったのですが、ここに、さて、「クリーム」「ウンナン」「タカトシ」が登場したとして(もしくはMCのナイナイ)、同じテクニックと世界感、つまり、演芸スピリッツが出せただろうか?と疑問が浮かんだ。確かに上層部のコンビは人気・実力は秀逸だが、今回チョイスされた皆様のネタの世界感は、人気先行のコンビにはちょっと難しいのかなとも感じ、だから、今回は登場しなかったのかなと思ってしまった。

 なぜ、これまでに「お笑い番組」が好きかと改めて自己分析すると、結局、「デザインの仕事」も仕事上のパートナーは漫才コンビの相方みたいなところがあり、当然、観客はクライアントさんとなる。私自身は「笑い」の変わりに「デザインの仕事」を生み出しているのですが、そのタイミングや間合いも実はライブ用のネタを机の上に並べるだけでは「笑い」の波動は絶対に起きない。ステージの上にあがり、観客を前にしてマイク1本でふたりの掛け合いが、独特で魅力的な世界感を生み出すように、デザインの仕事ひとつひとつが、ライブであ演芸のりステージなんだと捉えているからなのです。

 やはり、「お笑い」も「デザインの仕事」も、スベるコトは避けたいですし。

いいデザイナー。

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 「いいデザインとは何か?」をひとりで考えていると収集した情報の数だけ正解があり、到底、ひとつの結論に着地できない。着地できないことが正解だとは知っていてもです。この著者は青山学院大学経済学部を卒業し、複数社を経て、日本デザインセンターに合流されたそうです。現在はデザインとコンサルティングを基軸に多方面で活躍しておられる方である。4月23日第1版だから最新の書籍です。いつも書店に行くと、オキニイリのコーナーは徹底的にチェックしているのでこのような新鮮な書籍にノンリサーチで出会えるのは書店ならではのサプライズである。

 さて、この著者、さすがデジタルネイティブ世代の先端をロジカルに突き進んでおられる内容でした。その仕事ぶりは経済学の指標と類まれなるポテンシャルに裏付けられた確固たる成果を積み上げておられる。切れ味のいい分析はこの書籍に整理された言葉の何万倍もの実感と根拠と論理を感じさせつつも、本質・気質の魅力を失わない。なんとも魅力的な著者である。書籍だけの情報ではご本人のそれが分からないが、プロフィールの「車好き」という短いフレーズが、また、なんともいい感じである。

 私は車が好きではない。便利な道具だと捉えているが、好きではない。

 つまり、「いいデザイン」とはやはり「着地しないモノ」であるべきなんです。動き流れ続ける気流の中でいつまでも浮沈を繰り返し漂っているべきモノなんだと思います。恐らく、この著者(有馬トモユキさん)となにをどう展開させようが私自身との接点をつくる契機は限りなく0%だろうから、この書籍がこの著者との唯一の接点となるだろう。でも、書籍は、だから、書籍は、素晴らしい。

2枚目の葉

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 とても小さな一輪挿し。ポトスの葉を茎の根元から指していただけ。と言っても少し茎の根元から根が出かけている茎を指していた。約1ヶ月後、このように茎の根元、ちょうど根のあたりから2本目の茎が出てきて、最近、は2枚目の葉になりました。小さいガラスの一輪指しの中で1枚の葉が2枚の葉になったのです。こんな小さな環境の中でもたくましく2枚目の葉を出してくるポトス。たくましい。

便利なマグネットクリップ。

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 いつもどうでもいいメルマガが多い中、たまにこのようなストライク商品情報が入ってきます。オンラインショップを成功させる、うまく軌道にのせる人の条件の中に、「オンラインで衝動買いができる人」というお話を何かの書籍で読んだ。理屈ではなく、情報を判断して「買う」という実感を得ている人はオンラインショップを公開しても買う人の気持ちを実感として理解しているので、いろいろな面で有効に作用するという道理なのだろう。確かに商品情報のどの部分をどう判断して価格と比較しているかを実感できていないと、売る立場になったときに買う人の気持ちは分からない。

コードレス・クリーナー

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 最近、夏に近づいているのか仕事場に小さな虫が入ってきます。毎年のことなのですが、朝、仕事場に来ると机の上にいっぱい虫の死骸が落ちているのです。つまり「バグ」というやつで、この処理をおそろかにしていると、キーボードとかPCのファンが吸い込んで予期せぬトラブルの原因になります。当然、プリンターについても、特に手指しなどで用紙を補給している場合、このバグが用紙といっしょに巻き込まれて、バグ付きのプリントアウトになる。さらに、プリンター内部の重要なローラーや冷却ヘッダーにこいつが痕跡を残すと細かい傷になり、高価なヘッドが交換となる。だから、こまめにバグを処理しなければなりません。ということで昨日アマゾンで購入。本日の昼に到着したコードレス・クリーナーです。コインも吸い込む強力タイプなのでこれでバグ対策は万全。

電動チェンソー

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 私はチェンソーを使った経験がなく、超初心者なので、まず、これから始めようと思っています。さすがに無謀な私も一発目からエンジン仕様はハードルが高いと断念しました。ただ、防具は必須アイテムなので専用のモノを購入する予定です。木は森林組合の方に間伐材のキレハシあたりを安価で譲ってもらえたら嬉しいなぁ~と想定しています(ちょっと甘い考えかな・・・)。

似顔絵。

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 私自身の似顔絵です(いつもこんな感じです)。けっこうこのラフなテイストが気にっているので、いろいろなアクトのツールに展開しています。

上海から。

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 月曜日(25日)、上海から到着したルアーフィッシング専門誌のバックナンバーです。昨年の9月から毎月記事を制作して出稿していたのが一気に到着しました。

 このボロボロの梱包を見る限り、かなりタフな旅をしてこられたようですね。

書庫。

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 仕事中、いつもよく見える場所ある書庫です。これらは古い書籍ばかりですが、書籍の背を見ているといろいろ想起されたり新しい着想が生まれます。たまに入れ替えたり、古いのひっぱり出してきて並べてみたり。

日本の家。

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 いいなぁ~いいなぁ~、こんな家。やっぱ、いいですね。

→この家を建てられた会社様はこちらです。

野生の亀くん。

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 愛犬チョップの散歩コースで野生の亀2匹を発見。そこで甲羅干しですか?

長浜市広報広告

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 ひさびさにアクトの広告を出しました。今までほとんど広告は出してこなかったのですが、長浜市庁舎が新しくなったことで新しく企画・発行された「長浜市暮らしの便利帳」の広告デザインです。

ブルックリンの恋人たち

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 「インターステラー」のあとはこれか。正に変幻自在です。

チェスの名言集

ポーンはチェスの魂。
(The pawns are the soul of chess.)

チェス盤上では、みせかけは長くは生き残らない。
(In the chessboard, lies and hypocrisy do not survive long.)

勝った局より負けた局の方から多く学べます。良い棋士になるには何百回と負けなくてはいけません。
(You may learn much more from a game you lose than from a game you win. You will have to lose hundreds of games before becoming a good player.)

良い手を見つけたら、もっと良い手を探しなさい。
(When you see a good move, look for a better one.)

運に頼る人はトランプかルーレットをやった方がいい。チェスは全く違う何かだ。
(Those who rely on chance should play cards or roulette. Chess is something quite different.)

チェスは、固定化した知識や静的な知識の集積ではない。動的なものだ。
(Chess is not a fixed or static body of knowledge. It is dynamic.)

チェスは99%戦略だ。
(Chess is 99 percent tactics.)

チェスは99%読みだ。
(Chess is 99 percent calculation.)

なんて素敵な言葉達だろう。khuz

僭越ながら、私のチェスレベルでも学んだことがある。
それは、「勝つ(チェックメイト)よりも、勝った時の決めの1手に価値がある。」

未来のつくり方

アマゾンで「未来のつくりかた」という書籍を検索するとこのような情報が掲載されている。

内容紹介

シリコンバレーで今、何が起きているか?
Google、Amazon、Facebookが目指すものとは?

そもそも、なぜアメリカは〈未来〉を語り続けるのか?
なぜ、ウェブ文明はアメリカで生まれたのか?

知っているようで知らないアメリカの不思議を解き明かす。
イノベーションの聖地からウェブ文明の根源を問う渾身の論考!

【プロローグより】

未来とは、待てば自ずからやって来るものなのか。
それとも、未来は、自らの手で引き寄せ、築くものなのか。

……イノベーションの聖地であるシリコンバレーでは、圧倒的に後者の態度が取られる……彼らは、未来は自分たちで築くものだと信じている。では、なぜ彼らはそう信じきることができるのか。本書で扱うことは、突き詰めればこのことである。

【目 次】

第1章 ムーアの予言
第2章 月を穿つ
第3章 投資するビジョナリ
第4章 大望を語る
第5章 交歓するコマース
第6章 鏡としての東海岸
幕 間 ―西から東へ―
第7章 ソーシャルの磁場
第8章 反射するバーチャル
第9章 分散社会への郷愁
第10章 探究する思考習慣
第11章 アメリカというOS
第12章 二周目の近代

ここまで。

非常に興味深い内容のように感じる。
まだ、新書なのでこの書籍に関するコメントや評価がないが、
だけに、早く読みたい、早く入手したい書籍です。

「日本の未来」「自分の未来」を構築するヒントになればありがたや。

ヒーローの条件

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 私が愛するヒーロー達の共通点は皆、「麦わら帽子」をかぶっている。三平、ルフィー、ゴッホ。

大阪デザインフォーラム

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 奇しくもこの日、大阪は選挙だった。都構想は不思議な結果になったが、より明確に浮き彫りになった結果だとも言える。それは「世代意識の格差」だろう。保守的な連中と変化・進化を求める連中の世代間の谷がより深くなった、明確になったと私は捉えている。大阪でさえ、大阪ですらそうなのだから、地方に目を向ければこの構造はもっと深刻で明確である。つまり、日本の構造改革、というよりも、確実に新陳代謝が新しい成果を生み出そうとしているエネルギーを感じた。これは非常にいいことだ。何故いいのか?変えようとする世代に明確な「覚悟」が生まれるからだ。選挙では負けたが、この敗北感が確実にエネルギーになるからだ。古き良き大阪を守った人たちは、古き良き大阪と共に朽ちていく覚悟があるということです。

 さて、本論はここではなく、「大阪デザインフォーラム」。母校である大阪芸大のデザイン科の皆様が主体的になり企画・推進・運営を展開しているとても魅力的なフォーラムです。今回が第9回目ということで歴史もある素晴らしい取り組みです。さすが、母校である。

 会場に入ると上下黒の学生スタッフの皆様が各所に配置し一般参加者を手厚く迎えてくださった。私的にはこれで十分なのである。このディテールを五感で感じられただけでこの日、この場所に行く価値があるのです。あとは、いわば、オプションみたいなものです。

 まず、12分間のオープニングがあったが、内容はともかく、音響設備が悪かった。フルート奏者が二人に演者一人。この状況を魅力的に魅せるためにはもっと徹底的にPAとスピーカーの設定を吟味するべきだ。とにかく音が悪かった。

 そして、芸大サイドの挨拶。内容よりも、一発目の挨拶なのだから、もっとそののどをなんとかして、ベストコンディションで話してほしかった。あなた「たん」が絡みすぎ。次はもうひとり芸大の関係者の挨拶。内容は特筆するものはなかったのでスルーするが、とにかく、その身長にマッチしたジャケットを買うべきだ。8cmほどジャケットの丈が長い。

 そのあとで広報の代表者が新鮮なコメントをしていた。初々しい挨拶がとても心地良い。

 次に、福島氏と菅野氏の基調講演である。見事にタイプの違うご両名。お二人とも恐らく講演のプロではないのだろう、ちょっと講演の組立が緩い。前後関係の組立が資料映像やチップスに引っ張られすぎている。逆に結果そのスタイルが「ああ、この二人は最前線のデザイナー、クリエイターなんだ」という実感がありました。講師とはいえプロではないのだから、痺れるような講演構成内容でもドンビキだから。少し前後関係や脈略や論理がずれているところも含めて楽しかったし、語彙のチョイスもぎこちなかったがそれもこの二人のディテール・魅力として楽しかった。以上。

 ただ、ひとつ講演の内容を聞いて思ったことは、ご両名とも「デザイン」で何かムーブメントや新しい価値を生み出そうとしておられることが、私は不自然に感じた。デザイナーなんだから、クリエイターなんだから、当然、デザインで何かを生み出し、デザインありきで何か思考・起案・行動をして生計をたてていることは分かるが、あまりも「デザイン・デザイン」を連呼されるとちょっと疲れる。「デザインデザイン」が「主よ~」「南無阿弥陀仏」に聞こえてくる。デザインとはそうではない。結果、デザインなのである。確かに本を売るために、属している代理店の株を上げるために、アワードでたくさんトロフィーを獲得してます!的なこと、被災地に多くの支援をしてます!的なことを言うのは自由だが、そこに固執するのは「つくり手」としてカッコ悪い。学生の皆様なら、それらは「キラキラしたモノ」かもしれないが、本質は絶対そこにはない。この考え方・捉え方は地方でデザインの仕事しているモノの僻みでもあり妬みなのは明白なのですが、私は逆にそれがモチベーションになると捉えて地方に移転した。都市圏で大手代理店が大企業の予算で何かを作ればそれはキラキラするでしょう。実際、若い頃はキラキラの末席で「その気」になりかけた。しかし、「それは違うな!違うぞ!」と29歳の時に感じたので、今、長浜にいる。その判断を「都を落ちた」と捉えられることが多いが、それを本質が望んだのだから仕方ない。過程(プロセス)は大切だが今がすべて。当然、その先も描いている。
 
 そんなことを感じた「大阪デザインフォーラム」でした。

 しかし、あの芸大の代表者、「たん」がからみすぎ。

一作目はチョップ君

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 カービング用チェンソーを購入したら、まず記念すべき1作目はウチの愛犬「チョップ君」だろう。このような写真サンプルイメージで仕上げたいと思っています。しかし、自分の部屋で自然石を削るようなわけにはいかないので、どこかの工房をお借りするか、作業場を探さねばなりません。木材もどこで入手(購入)すればいいのか分からない状況なのですが、このチェンソーアートは、恐らく私に合っていると思っています。何を指して「合っている」と感じるかという基準は非常に曖昧で、いつものことながら、根拠のない自信があるのみ。実際、削り出したらトラブルもあるでしょうし、当然、ケガもあるでしょう。でも、なんかこれは楽しそうというよりも、完全に完成形が見えています。そもそも、立体作品は平面の仕事をする前から好きな分野ですし、ノコ・ノミ・カンナ・ドリル・電動系のツールあたりは小学生の頃から使っているので、感覚としてチェンソーはその延長かなと捉えています。簡単ではないものの、やったらやっただけのテクニックの証が瞬間的に作品になる感じ、この直感的なアプローチが何よりも素敵です。そして、このアートの醍醐味なのですね。

 さぁ!サクっと準備して仕込みたいです。

鉛筆力

 デザインの仕事をしている関係でいろいろな筆記道具を使います。その中で鉛筆はイラストを描く時の下絵やデザインラフを描く時などの、比較的気軽にライトに何かを描きたい時に活用しています。その利点は、「軽さ」と「タッチ」です。消しゴムで消せるという利点も勿論ありますが、鉛筆のツールとしての利点は鉛筆本体が木製なので軽い上、手の感触としてプラスチックやアルミなどのように硬い感触ではなく、木の感触が手にマッチするという利点です。その感触は実際に用紙に何かを描く時のタッチにも作用してきます。筆圧を上げれば濃くなり、下げれば繊細な線が描けます。ナイフで鋭く研げば細かい描写に適し、丸くなればラフで力強い大胆な描写に適しています。私は描写用の鉛筆を4Hから6Bまでの12種類を持っているのですが、それぞれに細く削ったり、荒々しく描くことで、ほぼ無限の表現力があります。

 芸大の頃、デザインの基本技術を学ぶとレニーングで、白から黒までの10段階を1本の鉛筆で描き分けるという課題がありましたが、正にそういうことで、実は鉛筆1本あれば、かなりの表現力を手に入れることができるのです。テクニック次第ではりますが、この鉛筆の表現力に勝る描画ツールはありません。

 そこでこの特徴を整理して「鉛筆力」というテクニックをしっかりとまとめてみようと思っています。恐らく、これまで人生で鉛筆を使ったことのない人はいないだろうし、一番、親近感があり、製図専用のシャープペンシルやイラスト用のカラーマーカーなどと比較しても安価です。そんな安価なツールなのに、テクニック次第で高いレベルの表現力があり、仕事や趣味や日常生活のいろいろな場面で豊かな成果を上げられれば、とても有意義で有効だと思います。しかし、それでも鉛筆はただのツールなので、使う人の想像力やテクニックが当然成果物に作用しますから、そこも同時にテクニックとして引き上げるということが大切です。

 何歳になっても、仕事で毎日デジタルツールを使う立場でも、デジタルツールで描いた絵は好きになれません。好きになれないというか、あれは正確には「絵らしきもの」であって、一旦、タブレットやタッチ画面で擬似演算されているカラフルなデジタルデータに過ぎません。優れた五感を持つ人間が好感を抱くはずがないのです。おまじないのように「本物みたいな絵だ」と黙視的に思い込みたい人は、心地よく騙され続けていればいいが、本質な微細な絵とはほど遠いピクセルの集合だということ、人間の頭は知っています。まぁ、便利の「おまじない」みたいなモノですね。「ナムアミダブツ」と唱えて、天国と地獄を人間は生み出せるのだから、それが幸福の方程式なのでしょう。デジタルツールも同じ。

セキュリティーソフト

 「まぁ、これを入れておけば間違いないだろう。長年使っているから、詳しい機能について深く知らなくてもいいだろう。」と、セキュリティーソフトは「これで安心」だと、今日の午後3時頃までは思い込んでいました。しかし、本日、正確には昨日の昼過ぎぐらいからレーザープリンターのドライバーの不具合(故障?)が原因でドライバーエラー表示になっていたのです。結果、本日クライアント様に提出するためのA3カラー出力を、ただ、2枚出力しようとしたら「エラー」の症状が出て、メーカーのテクニカルサポートの方に2時間ほど電話でサポート頂いたが、どうやら、プリンターにもドライバーにも問題は特定できず、ケーブルの異常?PCの異常?という結論になった。この段階でメーカーさんのテクニカルサポートの担当者は完全にお手上げ。「物理的にPCの問題ですかね?」と尋ねると、力なく「そうかもしれないですね。」というレス。あらゆるケースのサポートテクニックがあるはずのメーカーさんがお手上げの事態にイライラがマックス。結果、いつもPCの救急先である師匠に電話連絡すると、一回、チェックしてみますから持ってきてくださいとのこと。いつも最高の診断をしてくださる絶大な信頼を置いている方に診察してもらうために病人(急患)を車に積み込みます。この段階で、何がどう故障なのかも原因もまったく分からない状態です。もし入院となれば仕事に穴があく、ぐらいの状況でしたから、私には原因がまったく分からず特定できなかったので、不安いっぱいで救急病院に到着。

 結果、物理的な診断をサクッとした後、昨日からの経緯を師匠にお話すると、「もしかして・・・」と、ネットで思いつく原因をリサーチされました。「恐らくこれが原因でしょうね。」と1枚のプリントアウトを持って来られました。これが黄金の処方箋ということで、まず、原因だと推測される悪腫瘍をPCから削除してプリントアウトを確認して、それでダメならこの処方箋という手順でした。

 そのまま会社にPCを持って帰り、悪腫瘍をPCから完全摘出して、軽いデータをプリントアウト!なんと、普通にプリントできた!なんだ!なんだったんだ!午前9時から午後までのイライラの時間は!っても、その時間はもう戻らない。とほほ・・・。

 でも、問診だけで悪腫瘍を推測・特定する師匠の素晴らしさ!!!

 皆様も仕事用PCのセキュリティーソフトはぜひ「カスペルスキー」にしましょう!長年使っているからという安心がアダになることもあるのです。結果、前のセキュリティーソフト(悪腫瘍)が昨日、勝手に最新機能をダウンロード更新して、その影響でプリンタードライバーがブロックされ、プリントアウトが出来なかったというオチでした。こんな時代だからウイルスをブロックしてくれるのはいいことだが、肝心な仕事のデータのプリントアウトまでブロックするようなソフトは意味がない。もう、私のメインマシンからはキレイさっぱりアンインストールしました。そして、今は師匠オススメのセキュリティーソフト「カスペルスキー」がインストールされています。これでひと安心です。

 私はもう二度とセキュリティーソフト「ノートン」は買いません。これ今日の教訓です。

著作権の問題

 「クリエイターが創作活動するうえで、知らないと損する著作権をはじめとする法律や知識、ノウハウが盛りだくさん!「何が良くてダメなのか」「どうやって自分の身を守ればいいのか」「権利や法律って難しい」「著作権ってよくわからない」「そもそも著作権って何?」といった疑問に会話形式の堅苦しくない読み物でお答えします!」という切り口で出版されている書籍は多いし、メルマガでも「クリエイターの著作権」についての情報はよく届く。その都度、クリエイターとしてしっかり著作権について精通しなければいけないと思い、専門書やネットに記載されている専門的な方の記述を読むと、実例を引用したり然るべき法律を軸に白黒明確に結論を導いておられる。

 しかし、専門書に書かれている実例や専門家が明確に判断されたケースというのは、自分自身の捉え方ではちょっと別次元だったり、別世界のお話のように捉えてしまいがちです。「確かにそのケースならそういう結論が正しいだろう、でも・・・」とか、「そこまで明確に仕事が成立していてもそんなトラブルになるのだったら、自分自身が取り組んでいる案件はゆる過ぎる設定なのかな・・・」などと、メジャーなケースだから明確な判断ができるが、クリエイターと言ってもいろいろな状況があり様々な案件があるので、ひとつひとつを「著作権の法律(ルール)」で縛ってしまうと、本来のクリエティブの柔軟で自由な魅力が低下してしまうように感じてしまう。この捉え方は法律や厳格な契約に対して私自身の意識が低いことに起因しているからなのですが、なかなか、クリエイティブワークの本質は正しい、正しくないを明確に線引きすることができない、時には正しいことの中の正しくないことに魅力を感じてもらったり、正しくないことの中に正しいことを組み込み魅力を表現したり、もっとも優先すべきことは、いかに市場や消費者に適正な情報を成果物として伝えるか、こそが真価だと捉えているので、ある断片、ある一部の捉え方を本質だと定義して正誤を判断し、結論を導出するのは気持ちは一時的に晴れるし、明確な答えがでることは爽快な気分になるが、そもそも、創り手の気分を晴らすために、爽快な気分になるために何かを生み出しているわけじゃない。などと考えてしまう。

 創造とはある意味、「継続する苦悩」でもある。別段、苦悩だけが好きなわけではないが、なんでもかんでも座標軸に当てはめて、明確明白にすることだけに心を奪われてしまうと、クリエティブに大切な部分を殺してしまう危険性も高くなるような気がします。確かに正解を出せた時の達成感や充足感は一時的に心地のいいものですが、それは反面、断片的で偏狭で狭窄的な視点なのかもしれない。

 そもそも「著作権」と言えば、「問題ありき」というふうに反応してしまうのは、どこかピントがずれているように思える。これも無知ゆえのねじれなのでしょうけれど。ただ、私はクリエティブってのはちょとぐらい捻れていて無駄があって不完全で多面性のある方が魅力的だと思うタイプなのです。それが「人間的だ」「体温がある」なとど擁護しているのではなく、そもそも、人間が何かを正しく、人間の規定で整えようとすることでいい結果にならないことは歴史を振り返れば明白である。そうならないためにと、法律を何重に重ねていくが、歴史は明白である。捻じれを許容する能力も人間にはあるはずだから、どうせならその方向性で逞しく強い鋼のようなクリエイターでありたいと思います。

映画「パッセンジャーズ」

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 DVDを購入する前に、「パッセンジャーズ」と「ブローバックマウンテン」をチェックしようとレンタルしてきた作品でした。結果、「パッセンジャーズ」は買いで、「ブローバックマウンテン」はなし。アンさんの映画は最新のインターステラーまで19本あり、13本は観たので、あと6本チェックしたいと思っています。
 本来、ラブロマンス系の映画をあまり観ることはないのですが、スクリーンの中にアンさんがいるとなんか落ち着く感じが最近ハマっています。バットマンも良かったし、アリスもいいのですが、真骨頂はやはりロマンス系だと思います。
 「パッセンジャーズ」なかなか、なかなかでした。

天衣無縫

 継ぎ目がない天の衣のように素晴らしいという意味の言葉「天衣無縫」。私は学識・博学ではないし、専門知識が豊富で学歴があるわけではありません。取り立てて誇れるような公認免許も取得していないです。ただ、無類の読書好きだったことと、曖昧だけれどイメージを自分の感覚で捉えようとする努力については自負がある。51歳になって、改めて、言葉が好きなのか?イメージが好きなのか?と自問するが、本質的に「どっちも好き」となります。言葉に対しても、イメージに対しても、好奇・探求の志が収まる気配がない。多くの日本語をこれまでに書籍やメディアの情報から得ているはずなのですが、いつも、手元に国語辞典と英語辞書は欠かせない。インターネットの検索は偏っているのでキライ。また、仕事やライフワークで「英語」「中国語」「韓国語」に関わることが多いのですが、その都度、強く感じることは、日本語って素敵な成果物だと思います。日本人なのだから当然と言えば当然ですが、これほどに豊かなイメージと明察な論理が閉じ込められた成果物はないです。この「天衣無縫」という言葉もどういう状況で知ったのか、その状況さえ覚えていませんが、「天衣無縫」は何故か心に残っています。つまり、本質的な共感がなければ、イメージも言葉も自分に対して無益だということ。この構図・仕組みを発信する側から捉えると、イメージ過多になったり、言葉や論理に偏重することが、いかに違和感や摩擦を生み出しているかという考察になります。

 「天衣無縫」のような成果物を生み出したいものです。誰が生み出した言葉なんだろう?

大阪デザインフォーラムへ!

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 5月17日は「大阪デザインフォーラム」へ行く予定です。日本の大阪の若者の鮮度の高い、「デザインの空気」が会場に漂っていることを期待しています。母校が主催しているってことで、間違いないでしょうが、全体のテイストが、教育寄りだったりパブリック寄りだったりすると、ちょっと「すいません、ごめんなさい。」になってしまうかもしれない。でも、そこは、なにごとも、フラットにニュートラルに受け取ろうと、当日のテンションづくりを推測・仮定・シュミレしています。

 ので、デザインに興味のある方はぜひこちらからエントリーしてくださいませ。

 吹田のオヤジもこのような、鮮度の高い空気を現場で深呼吸して、思考のぜい肉を活性化させてくださいね。ちょっとは腰(頭)がキレてボール(仕事)のキャリー(売上)が伸びるかもしれませんよ。

http://www.oua-designforum.com/

チェンソーアートin前坂キャンプ場

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 昨日(5日)は福井の前坂キャンプ場に行ってきました。今回で第2回目の「チェンソーアート」のイベントが開催れるとの情報をこちらのオーナー様から頂き、午前6時に長浜を車で出発。午前10時から午後1時までぶっ通しでプレイヤーの皆様は丸太と格闘しておられました。ミケランジェロの言葉を借りると、「石の中にビーナスがいた。私はそれを取り出しただけだ」的なことになるのでしょう。ただの丸太がチェンソー一本で生まれ変わるそのプロセスをこの目と心に焼き付けてきました。

 さてさて、私も早速、日本チェンソーアート協会さんに個人で加盟して、本格的に作品づくりの準備から始めようよと思っています。まずは、道具から。どんなチェンソーがいいのか、滋賀県にも会員メンバーの方がおられるという情報を理事の方に聞いたいので、早速、会いに行ってこようと思っています。このダイナミックな造形物はテクとセンスの結晶です。それにチェンソーで削り、堀り出す瞬間的なインスピレーションが生み出す唯一無二のアート。無骨で繊細な刃の跡にこの手が触れた瞬間に心を持っていかれる感覚です。「ああ、確かにこれは存在しているんだ。」と。同時に、そこに確かにいる自分自身の存在も気づく・・・みたいな感覚です。インターネットでは絶対に伝えることができない存在感がありました。

→日本チェンソーアート協会のWEBサイトはこちらです。http://jcau.jp/ 興味のある方はぜひ!

2大ヒーローとその仲間たち

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 ↑まず、ペンを入れる。

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 ↑セピア色のカラーインクでトーンを調整する。

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 ↑あとはカラーインクで仕上げます。
 
 日中友好のため、中国の友人にこの原画をプレゼントしたいと思います。

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 ↑これは、ふと、ただ、描きたくなった鉛筆画です。

ひさしぶり!バス君!!

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 5月4日は今シーズン初めての大野ダム。同船の相方にも恵まれて、楽しいひとときでした。あたりまえのことなのですが、釣れると釣りは楽しい。そのことをすっかりめっきり忘れかけていたので、この日は、ああ、やっぱ、「バス釣りは楽しんだ」と再確認しました。久々(1年ぶりの)の40cmアップのバス君、ほんとにほんとにひさしぶり!!

中盤戦へ。

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 序盤戦から中盤戦への重要なポイント。相手がまず攻めてきました。ここから楽しい中盤戦です。
私のチェスのテクニックはポンコツレベルなので、この局面で次の一手を悩んでしまいます。結果、この勝負は勝ちましたが、なんともへなちょこな勝ち方でした。さて、あなたなら次の一手はどれしょう?白の番です。

韓国語とハングル文字。

 世の中の韓流ブームに1ミリも心の針が動かなった私なのですが、やはり、仕事となると話は別。早速、「韓国語の初歩の初歩」という書籍を購入して情報を頭の中に入力しています。元々、東京で韓国の何か販促ツールを制作した時に少し、海外旅行のパンフレットを作成した時に少し、韓国語とハングル文字についてはダイブしようかなと考えた時期もあったのですが、その頃は真剣度が低く身になりませんでした。しかし、今回、いろいろ上海関連の仕事やコンテンツを制作しながら中国語に触れ、優秀な中国の方とも接点ができたことで中国語については少しづつ身になっている実感があり外国語への体温が上がっていましたので、さらに韓国語とハングル文字への探求再出発とスムーズな流れを実感しています。もともと、デザイン的にハングル文字の形状や言語としての秀逸性、そして、その文字の美的な完成度については興味がありましから、遅かれ早かれだったのですが、かなり「遅かれ」になってしまいました。しかし、なんとも完成度の高い言語です。韓国語の知人も少しづつ増えてきたので、いい師匠が見つかって万全の体制づくりをしています。まぁ、韓国にブランド品を買い物に行ったり、韓流映画を観ることはないが、興味を持つということは何事も有効なスイッチ・教材になるので、「挽歌」ぐらいから始めてみようかなと思っています。

ベイマックス。

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 レンタル開始後、人気のアニメーション映画だけにレンタルショップで借りることができなかった「米マックス」。ようやく借りることができて鑑賞しました。DVDを予約しようかとも悩んだのですが、まずは、レンタルでチェックしてからと思い待機していましたが、瞬殺で購入決定です。英語版と日本語版、2回のモードで観たのですが、秀逸です。あらゆることが秀逸なのですが、際立つのはその物語のシンプルな構成です。お子様向けという狙いもあるのでしょうが、さりとて大人が楽しめないのかということではない。そもそもお子様向けと大人向けを意識していること自体がナンセンスなのです。イマドキ、大人のようなお子様もいるし、お子様のような大人もいるわけですから。

 さて、ベイマックス君のキャラ。このフワフワ・ムニュムニュ感をCGでここまで創り込むって世界最高峰のテクニックはさすがに凄いですね。路地のディテール、傘に落ちる雨、最新技術へのイマジネーション、どれも、圧巻過ぎて「見事!」という言葉しか浮かびません。いやいや、不思議な白いトトロです。

空間に負けない。

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 「空間に負けない存在感」。これが今回のミーティングのテーマでした。デザインの仕事で意識するのはまず第1にクライアントさんのご要望であり、第2に通年・常識・セオリー・既成概念・メディアの世界。第3に社会の評価と自己評価のバランスです。しかし、造形作家さん達はこれらのことも当然、意識されているのでしょうが、最優先されていることは「空間との勝負」「空間との協調」「空間との融合」なのですね。確かに人もいわば空間に存在しているわけですから、自宅、仕事場、社外ともに空間での存在感をいかに適正に示せるかについて意識しているのです。デザインの仕事でいろいろなプロフェッショナルな方たちとお話する機会が多いのですが、都度、私が意識していることはそれらの空間(状況)で負けない、つまり、自分の存在感を示すということを強く意識しているのです。私は造形作家ではありませんが、こうして生粋の作家さんとの言葉のやりとりは、いやはは、なんとも、心震えるひとときでした。誰かの心を震えさせるためには、まず、自身が誰かから振動・振幅を受け取り、自分の中で増幅して成果物を生み出す。この手順が適正なのでしょう。いろいろな人の振動をいつも受け取れるコンディションづくりも大切だということです。この連休は各部位のネジの緩みを確認しメンテしつつ、振動部分の劣化状態もチェックしつつ、どのように増幅させていくかという手順をしっかり設計したいと思っています。人と人が生み出す振動(共鳴・共感)こそが、真価なのです。

12連休!

 勿論、本日、私は仕事をしています。昨日もしたし、明日もする予定。世の中は12連休や14連休ってことでいろいろな購買が発生しやすい状況のようですが、そんなことはさらさら実感がない。逆に自分の社会人人生を振り返って「12~14連休」というものがあっただろうか?と考えてしまった。私がお世話になった社長様には無礼千万ですが、大きな会社ではなかったし、デザイン・広告の仕事だから、完全に通常の休みなど諦めていた。この「諦める」感じ、実は、学生の頃からの捉え方で根が深い。勉強中心の友人達は部活組とは一線を画し、休みは休む。しかし、部活していると休みは練習だから、心も身体も休むという感覚がこの学生の頃からない。大学に至っては平日は実習・講義、休みはアルバイトという組み合わせの4年間だったから、夜勤のアルバイトなど日常茶飯事だし、夜勤をして講義を受けて実習をして寝る、みたいなひとつのサイクルが36時間だったこともある。つまり、私と「休み」は完全に無縁なのである。そいうい人生サイクルなので、「12連休」という実感がまったくない。逆にそれは拷問である。12日連続休みなのである、仕事をしないのである。そんなそんな12日間は絶対に耐えられない。休みありきで「どこかに旅行でも」「どこかにドライブでも」という発想がないから、目的や狙いのない思考も行動もしない。それらの「旅行」や「ドライブ」は無駄遣いのような気がしてしまうのです。時間があるから何かしようという優先順位の感覚がまったくありません。

 だから、まだ人生で一回も経験していない「入院」という経験は、恐らく地獄の方が快適だろうと想像しています。「12日間連続入院です。」って言われたら死刑宣告に近いのです。

 12連休、悲喜交々です。