物語を書け。

 シリコンバレーの投資家が言っています。「人の心を動かしたければ物語を書け」と。昨今のインターネットに記載されているテキストにはそれがないと。断片的な情報や感想やつぶやきを書くために人生の大切な時間を浪費しているとSNSに警笛を鳴らしています。なぜならSNSの仕組みは本来「伝えるためのテクニック」が集積できない仕組みになっているからです。「つながっている」と誤解させられデバイスを購入させるためだけの仕組みであり、アプリも同様に新しい創造物・テクノロジーにはリンクしていないということ。当然、ブログも同位です。つたない文章力で一時的な目の前に起こったことを心地よく記述させる仕組みこそが本質的に人間が求めているからと、ザッカーバーグは捉えたのでしょう。まんまとそのトラップにがんじがらめになっているネットユーザーに「パワーユーザー意識」をすり込んだのもテクニックですし、それを実現させた技術者も強者です。冷静に捉えれば、SNSの中で何かが生まれるはずがない。人間はそんなに安易な構造の生物ではないのですから。とでも、その投資家は言いたいのでしょう。

 その著書に出会う5年前から私はSNSから離脱しました。その先にある鉱脈の希薄さを枯渇さを感じたからです。根拠も明確な理論もありませんでしが、この先は恐らく行き止まりだろうなと。

 「先人の来た道を歩むのもいいが、もし行き止まりだった時、自分をどのように納得させるかまで用意してい歩む人はいない。どうせ1回限りの人生ですから、根拠がなくとも明確な示唆がなくとも、自分の信じたルートを歩こう。覚悟して使命感を持って歩めば、トラブルの先に必ず未踏の鉱脈がある。」とも何かの書籍の著者が言っていました。手放しで賛同していませんが、恐らく、私も私のルートはそちらだと思います。

 もっともっと、「自分の物語」を大切にしたいです。