脳。

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 26歳の時、東京でこの書籍に出会った。出会っていなければというイメージがまったく浮かばないほど、必然だったと思いたい一冊である。慣習やシステム、セオリーや定石、規範やルール、情報化社会の人工的な箍に囚われず、自分自身の都市化を抑制できたのもこの一冊のお陰。代価として素直さや真面目さを低下させてしまったし、組織や団体に属することに違和感を感じる気質になってしまい、さらに「ずるさ」も増幅した。が、それも本質であり必然だと確信できる一冊である。人間、確信しているほどタチの悪い状態はないので、いかに書籍が文章が言葉が人間そのものを変えるチカラが大きか、固める力が強いかを実感しています。言い換えれば、人間は変化し続けていることが自然なのだから、箍から開放してくれる作用が言葉や文字にはあるということだろう。聴覚言語か・・・、視覚言語か・・・、そして、触覚言語か。

 脳は偉大であると同時に、面白い(と、脳が言っている)。