少し松本伊代が。

 比較的、お気楽・楽天的な人も身勝手で利己的な人もねちっこい人も気にならない。恐らく自分自身がそういうタイプだから友の類だという捉え方なのでしょう。相反して、理論的で理屈ばかりこねる人も根暗で陰湿チックな人もスーパーネガティブな人も気にならない。気にならないというか気にしないという捉え方で、理屈にしても陰湿にしてもネガティブにしても、「ご自由に」という捉え方なので関わる関わらないに限らず、結局のところそのタイプは結果的に「どうでもいい人」だから、逆にどうすることもできなし、どうするつもりもないからスルーとなる。

 ただ、一番の私の天敵は「天然な人」。このタイプは濡れタオルで頚動脈をねじ上げても、手首を逆関節に締め上げても、応えない。テレビ的にはヒロミさんの奥様である松本伊代さんのようなタイプはどうにもこうにも手に負えない。ヒロミさんの場合、考え方やキャリアが突き抜けているし、達観しておられるから、「笑い」転換できるが、自分のこととして置き換えた身近な状況になると、これが辛い。勿論、人畜無害であることが前提なのですが、ノリとかテンポとか言葉のキャッチボールが成立しないので辛くなる。これが芸能人だから、天下の松本伊代だから、テレビのネタにもなるし、それでお金も稼げるわけだから、建設的であり生産的であり意義がある。しかし、普通の人で「松本伊代」が入っているとかなり辛い。決して、いいおっさんの「のろけ」ではないから、こうして備忘録(ブログ)に冷静に書き出しています。

 例えば、カミさんは低血圧で体温が比較的低い。夏もあまり汗をかないし、もう9月の中旬ぐらいから毛布を引っ張り出してくる。現在、11月ともなれば、毛布の上に羽毛布団2枚で寝ているのに、「寒い」と言う。とにかく低体温ぎみなのである。それに比べ、私は極端に体温が高い。というか新陳代謝が激しく、体温は普通なのですが、いつも身体がホカホカしている。汗もよくかくし、冬もちょっと身体を動かせば身体はすぐに暖かくなる。つまり、新陳代謝が良く運動j効率がいい身体なのです。適当に脂肪もついているから有酸素運動が活発なタイプのようです。

 先日、カミさんがぎっくり腰になり、整骨院に通っている。ようやくまともに普通に歩けるようになって、「やっぱり、整骨院は凄いわ!」と言う。「普通に歩けること、普通に座っていられること、何よりも普通が一番、健康が一番やわ」とやけに「普通」を連呼する。

 カミさんの普通はあくまでも「毛布1枚に羽毛布団2枚」。私の普通は「わた布団1枚」なので、私としては、ちょっとからかう感じで
「普通普通と言ってるけど、僕の体温と比べたら12度ぐらい違うからな」というと、「そうそう、お父さんの体温は高いから羨ましいわ!」と、「体温12度の差」についてはノータッチ。私の体温が仮に36.6度だとしたら、カミさんは24.6度なのだが、その部分はスルーする。私は「体温24.6度」ということは「あなたの「普通」は「死体」に限りなく近いのだから、「普通」が一番やわとか言っているけど、それはゾンビレベルですよ。」という意味で言ったつもりなのですが、そこは軽くスルーする。愛犬のおすわりぐらいスルーする。

 ああ、天然タイプは仕掛ければ仕掛けるほどこちらが締め上げられる。ただスルーすればいいだけのことなのだが、松本伊代タイプは計算・戦略を土返しにして天然モード全開で仕掛けてくる。それがスルーできない上、安易にこちらが仕掛けると、そこにはデカイ地雷がある。松本伊代は取り扱い方が実に難しい。あなたの近くにも「松本伊代」はいませんか?