ポジティブシンキングな都道府県。

 そのランキング調査は、インターネットにより全国の20歳~59歳の男女1,457人(各都道府県から31人ずつ)を対象に行われたらしい。調査時期は2015年12月。という内容のメルマガが到着していた。

 ポジティブシンキングというテーマに対して具体的にどのような調査がされたのか?も興味があるが、各都道府県の31人をどのように選定したのか?という部分にも興味が沸いた。その調査の結果、最もポジティブシンキングな都道府県は「鹿児島県」だったらしいが、この結果を、この情報に対してどのような反応をするべきなのだろうか。以前、吹田から長浜に引っ越してきた時、新聞に「日本一住みやすい街 長浜」という情報を知り、同様の疑問が沸いた。人口とインフラの関係からその「住みやすさ基準」は算出されいたという補足説明があったが、それが直接「住みやすさ」と断定してもいいものかという疑問が残った。今回の「ポジティブシンキング」という基準についても多種多様で多面的な捉え方ができるだろうし、わずか31人の調査でこのようなネットの記事として情報として公開してもいいものか?と感じた。

 テレビの視聴率、国民調査、読者アンケートなどの物理定数は常に「100%」でモノゴトを査定する。この捉え方は選挙の投票にも作用し、票さえ集めればそれが正解であるという多数決心理の真骨頂である。確かに背景・根拠は曖昧でも、数値で比較すれば一目瞭然だから、意図する成果に数値がなびくように仕組みを整えれば既成事実は完成する。もしも、世の中の情報がこの類の既成事実ばかりだとしたら、最初にあるのは着想や想いではなく、そう仕込みたいという情報収集が優先されているような本末転倒な仕組みが横行しているのではと捉えている。

 つまり、世の中の順回転が、好循環だと捉え鵜呑みにしていることにすべて誰かの意図が反映されているとしら、それを見極めてからでないと、自分の行動の指針にはならないのかなという危機感である。この思考パターンはネガティブシンキング傾向にあるとしていも、一旦、冷静にフラットに情報を精査する必要があると思います。

 スマートフォンのスマートは「賢い」という意味が込められているが、私は未だにガラケーを仕事に活用している。確かに多機能なこのデバイスは「賢い」のだが、「便利」だとは感じられない。これは固執した捉え方で私が「賢くない」から「賢い」ツールに嫉妬しているのだろうとモヤモヤしていることは正直な心情です。しかし、とどのつまり、ツール選びに「賢さ」という利点は曖昧過ぎて、ポジティブシンキングになれないのです。世の中の大きな潮流に対して意固地になり、天邪鬼な判断ばかり続けているといつか足元をすくわれることになるだろうとは警戒しいますが、最後の最後で五臓六腑に落ちこてこないモノは消化できないのが生物のサガと、無粋な言い訳で自分を守っています。

 さて、滋賀県は何位だったのだろう?