人脈硬化。

 企業組織に属していると「動脈硬化」ならぬ「人脈硬化」を発生しやすくなるらしい。

 インターネット(SNS)がその処方箋になると一見、捉えられがちだが、デジタルデータに対して人間の扁桃核(脳の一部)は情報源として捉えることができないという実験データがあり、どれだけ「世界と繋がてっています」という類の情報を文字やイメージで捉えようが、脳はそんなに単純な構造でははく、有益な情報とは認識しないらしい。結果、SNSの活況は「時間と通話料金の浪費」を生み、おいしいのはスマホメーカーと通信会社という構図があるとその報告者は警告している。まぁ、そこまで極端に神経質に捉えずとも、「誰かが便利だ」という言葉に倣うのは、「絆」を強くすると捉えられなくない側面もあるので、「信じるものは強し」と解釈も一理ある。しかし、情報源として、有益な情報として脳が反応していない以上、有益なネットワークではなく、実は「血管内の脂肪」を蓄積しているだけになっているとしたらネット情報に対して警戒する視点も必要かなと捉えています。そうなれば、企業組織に属している人だけが「人脈硬化」の対象ではなくなるのだから、やはり、健康管理は自己責任において、世の中の一見強そうな規範や通念を疑うこと(柔軟体操)から始めるべきなのです。

 さて、人脈が硬化するとどういう症状があるのでしょう?コミュニケーションが硬化しているということは、血液同様、円滑に潤滑に酸素が筋肉や臓器に行き渡らないという結果を招き、当然、諸機能が低下する。引いては壊死を免れない。これを人脈に適用すると、自分の存在価値や特質をいくらネットで言葉を重ね訴求しても伝わっていないことになる。結果、ギコチナイ関係が生まれ、健全なコミュニケーションが壊死し、「絆」だと信じていたモノが「脂肪」だったと知ることになりかねない。そして、いつしか孤立するという展開です。すでに、メディアの中で認知度の高い、つまり、メディアという山でわずかながら高い位置にいる人ならば、重力が作用し、勝手に情報は下がっていくが、フラットな平地の関係ならば、お互いの情報発信に重力が作用すれば、情報は当然下がる。この「メディアという山」の存在があればこそ、インターネットは有効なツールとして機能しているのだから、重力と自分の位置関係(あくまでもメディアの山のみのお話)を見誤ることは避けたい。

 「人脈硬化」は「勤力(筋力)低下」も誘発するらしいので、注意が必要です。