糸の切れた凧。

 とにかく、糸(意図)の切れた凧は大空高く舞い上がる。

 僕は何事も出発地点の志しや狙いをすぐに忘れ暴走・迷走してしまう傾向が強い。悪癖であることは頭で理解していても、体は舞い上がる。いつも心に「初志貫徹」の四文字を掲げながら、その旗を掲げなら暴走してしまうのです。しかし、この年齢になり、何故?「目的が手段」に置き換わる瞬間に気づかないのか?「良かれ」と信じて試行錯誤を繰り返し、探究心だ!挑戦だ!と自分の心を高揚させながら、実はそんなのただの「空元気」であり「虚栄」だった実感。だから、凧はどこまで舞い上がるのです。

 風を受けて舞い上がるにしても、誰かがその糸をしっかり握っていてくれないと凧ではなく、ただのゴミ(浮遊物)です。その誰かこそが実は僕(人間)の一番大切な存在なのです。仮にその誰かを「親友」と呼ぶのなら、幸運にも僕にはその親友が3名いてくれる。いずれも昭和39年生まれの3匹の龍です。ほんとにありがたい存在。そんなことを実感する時、僕も誰かの「糸を握る誰か」であったらいいなぁと思います。

 いつもいつもキレのいい一刀両断をありがとう。