明日は初戦。

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 明日はここで2016シーズンの第1戦が開催される。聞けば、すでに定員は満員だそうで、例年のごとく強者が揃うのでしょう。7パームさんの大会に参戦して3年目。私の最高順位は8位である。

 さて、今シーズンに向けて特に秘策はないし、参戦者の皆様がしっかりと大会前にポイントチェックをしているというような入念な準備もまったくしていない。しかも、バスフィッシング自体が昨年の最終戦(10月)以来という非常にノーカンな状態です。上位に入賞する自信もなければ戦略もない。「参加することに意義はある」とも考えていないので、参戦する以上は上位を目指したい。

 気持ちの中で唯一ある感触としては、昨年の10月に釣れた1匹が明日の大会中のキーポイントになるだろうと考えている。上級者の皆様に言わせれば、昨年の10月と4月では全く状況が異なるので、参考には全くならないという捉え方が通念だろう。しかし、バスフィッシングにおける「通念」とは何か?と自問自答すると、意外と私の場合、それはとてもシンプルで単純である。そもそもルアーをキャストしてバスを釣るということ自体、巧みにキャストしたから魚が釣れるという確証はない。つまり、誰にも明日のことは予測不可能なのである。参戦者の皆様がやっていることは、過去に得た釣果情報から5時間のプランを決めて実行することのみ。その結果、ルアーをキャストしたポイントにバスが入れば釣れ、いなければ釣れないということだけが分かっていること。だから、どの時間帯にどのポイントでどのタックルでどのルアーでどのように攻めれば、優勝できる魚がヒットするのかは誰にも分からない。正に水(暗)中模索なのである。

 言い換えれば、これがルアーフィッシングの醍醐味である。もちろん、タックルやルアーが充分に装備されていることやエレキ操船のテクニックやキャスト・フッキング・ランディングテクが高いことで、ビックバスを釣り上げる確率は上がるが、むしろ、上がるだけなのである。

 私は気性的に1匹つづ丁寧に釣りたいといつも思っているので、ビックバスを狙うとか何匹釣ろうというプランはまったくない。まして、手こぎ仕様なので、エレキ船のような効率的なアプローチはできない。この条件で上位を狙うことなど限りなく無謀に近い参戦なのだが、それでも明日の優勝者は誰か分からない以上参戦する価値がある。

 つまり、「偶然の幸運」と「必然の不運」の間を自分の手でオールを漕ぎながら5時間彷徨うのが、なんとも楽しいのである。

 私の場合、「良い確率」をただ上げるため、ニュートラルにシンプルに攻めたいと思っています。