仕事の未来。

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 どうも最近日増しに「AI」という言葉を目に耳にする機会が増えた。

 今更なのだが、すでに子どもの頃に「アトム」や「009」がいて、それらは人間のカタチをしたアンドロイドだった。人間が描く未来像の中に確実に存在するだろうAI。衝撃的な映画「2001年宇宙の旅」を観たのが大学生の頃。私たちは常にAIを予見しながら、期待しながら、警戒しながら生きてきたというわけです。それが、近い将来(2050年)には現実になる。映画「エクス・マキナ」のラストシーンでAIが人間の姿で雑踏に紛れていく姿はとても印象的でした。ブレードランナーでもロイの最後の言葉が示すように、人間が生み出す最終で最高で最悪の創造物は、私たちをどこに連れていってくれるのでしょう?

 恐らくAIが生み出す完璧なシステムの中で政治は制御できるはず。そうなれば、選挙に一喜一憂することなく、政治家の貧素なゴシップも生まれなくなり、当然、その業務はAIが完璧に遂行するだろう。すでにそのテンプレートはあるだろうが、仕事を奪われる危機感から抑制し遅延させている人も存在しているのだろう。推測だけで曖昧なことは言えないが、それら混沌とした捻じれやノイズが払拭された時、人間の仕事はどこまで精査されるのだろう?そんな好奇心から入手した一冊です。