平均値と偏差値。

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 こちらはある統計データで「デザイナーの年齢別年収」。

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 そして、こちらが「偏差値」を割り出すための基本グラフ。

 いずれも、明確に相対的な数値で座標を知ることができる。

 「平均値」や「偏差値」を意識したことがないと言えば嘘になるが、極力、思考の中に入ってきてほしくないベクトルである。しかし、ビジネスを展開し、生計を立てるためには無視することはできないし、無人島で自給自足生活でもしない限り、社会生活には必ず「平均値」と「偏差値」が伴う。この思考タイプを一般的に「左脳タイプ」とすると、「右脳タイプ」とは、イメージや直感や曖昧だけれど感覚的で実質的なタイプとなり、言い換えると「言語的」と「非言語的」なの対極となります。

 アートやデザインの仕事に取り組んでいる人達は「右脳タイプ」が多そうだが、実際はどうなんだろう?感覚的で直感的なセンスだけでデザインの仕事は成立しないから、常に感情や思考についても相対的なアプローチと絶対的なアプローチが必須となる。

 例えば、本などで知る億万長者の成功事例物語には、必ず「右脳タイプ」非言語の精神的な取り組みや偶然を必然に代用する曖昧だがリアルな物語が書かれている。しかし、この夢物語にも実は「左脳タイプ」の優れた特異な数値的意識と相対的な自己分析が作用し合っている。しかし、文章にする場合、精神論や曖昧な非言語情報の方が心に響くため、現実的な数字や平均値については整理される場合が多いように感じていた。「読者が何を欲しいのか?」という視点と、デザインの仕事でお客様が何を求めているか?はそういう作用ありきで似ているものだと思い込んでいた。でも、実はもっと「平均値」「偏差値」から割り出した座標のことを知りたいのが現実みたいだ。ゆえに、バイアスを抑制し、先入観や思い込みを停止させなければならない。

 これがなかなか難しい。特に上の二つのグラフなどを見ても心が拒否してしまうのだ。

 捉え方としては、「ゆえに」ではなく、「むしろ、バイアスを~」なのである。何事も。