大好きなシーン。

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 「無限の住人全30巻」、全てのシーンが好きです。沙村さんのペン筋一本一本に物語への熱く深い気持ちが込められているのだろうと、ディープなファンのひとりとして妄想しています。

 中でも好きなシーンを描いてみました。登場人物全て大好きですが、やはり一番は「吉乃瞳阿(よしの どうあ)ちゃん」。強く可愛過ぎるそのふるまいに、ああ、実写映画に登場しなくて良かった・・・と不思議な安堵を感じていました。

 しかし、ページを模写するといろいろなことに気づきます。ただ物語を見ているだけ読んでいるだけでは実感できないことが多いです。手紙の筆文字も鉛筆の下書きだけで細い習字用の筆で描き(書き)ましたが、当然、原本の忠実な複写はできませんでした。ゆえに、この原画を沙村さんが描いた時の筆を持つ手の感覚の「鋭さ」「巧さ」「軽快さ」「集中力の高さ」を実感するわけです。現在、安価な画用紙に描いていますが、本番の原稿用紙に描くとまた仕上がりもよりシビアになりますから、少しずつ手の感覚を高めて本番に臨みたいと思っています。頭で考えているイメージと実際、自分の手の動きはなかなか連携してくれません。日頃のコンディションづくりがとても大切だと思います。まして、素人の仕事ですから、準備だけは十二分にしたいです。