第一次情報。

 第一次情報とは五感が捉えた感覚的な情報です。その情報は経験値や常識、知識や知恵によって処理され第二次情報になります。その後で神経系で処理され筋肉に伝達される。このルートは交感神経と副交換神経に分岐され生命維持の行動が生まれる。

 さて、この第一次情報と第二次情報についてどのように意識するかで人のふるまいや言動、筋肉がアウトプットが決まります。これらの仕組み、学校では学びませんし習得するには十分な経験と実感を得た上でなければ、誤解が生じ、当然、良い成果も生まれない。しかし、この調整を意識して吟味したとろで、第三次情報というゾーンがあり、トラブルや想定外の事態を引き寄せる。この状況を「偶然」と呼んで処理しているが、貪欲な人間はこの偶然でさえ必然にし、制御可能にしたいと考える。

 という情報の構造について書かれた雑誌を読んだのだが、経験が浅いのか理解力が足りていないのか十分に整理できない。この感覚もすでに第一次情報であり、「できない」という結論を出している以上、第二次情報の処理後、指先がそのようにキーボードにアウトプットしている結果。例えば、仕事でも人生も目標を設定する。人生のゴールを設定して充実したビジネスライフを実践しましょう的なビジネス書や啓蒙書があるが、ここは第一次情報よりも第二次情報に偏った理論・理屈の部分を刺激するが、本心・真意の部分では「ほんまかいな?」と感じてしまう。「そんな理想のお話は実感が湧かないが、有名な著者がわざわざ書籍にして語っていることだから、少しは興味をもとう」程度の意識はしようと試みるが。

 でも、人間には最も優先する三大欲望ってのがあり、密接に第一次情報とシンクロしている。社会生活を適正に行うためには第二次情報に依存しなければならない。自分勝手な判断や団体行動、組織活動をできない人間は孤立する。日本では孤立しても生命を脅かされるまでに至らないから、就労を否定する人が実在する。それも必然。

 さて、では、「怒り」ってどう処理するのか?という問題がある。それはそれでコンサルタントやスクール経営などビジネスとして成立しているぐらいだから、よほど人間が生み出す「怒り」のエネルギーは大きく価値も高いのだろう。

 ある雑誌で「あなたの怒りのタイプ診断」というテストがあった。タイプは6つに分けられ要約すると、正義感に駆られて怒りを感じる「公明正大タイプ」、白黒はっきりさせたい完璧主義者の「博学多才タイプ」、自尊心が高いが人の評価に敏感な「威風堂々タイプ」、一見穏やかでも内面には強い信念がある「外柔内剛タイプ」、策略家だが劣等感と猜疑心が強い「用心堅固タイプ」、自己主張が得意で、ときに独善的な「天真爛漫タイプ」がある。本当に価値の高い素晴らしい雑誌である。で、素直にテストをやってみると、私は6タイプすべて均等に高い反応が出た。つまり「怒り」の塊のような人間なのであると。

 しかし、私は怒っている人は自分に正直な人であり、そのふるまいや態度に「嘘」は一切ないと捉えている。ただ、周りの家族がメンドクサイのだが、そこが崩壊しない程度の協調性があるということだ。私の開き直り理論は「嘘」よりも自分や相手に対して正直にありたいので、「怒り」は致命的な問題にならなければそこそこ放置でいいと思う。

 つまり、最終的に自分勝手な人間なのだ。でも、多かれ少なかれ人間という生物はそれが正常のような気がする。ただ、「怒り」は連鎖するので注意・警戒しなければ。53歳ともなれば。