考える人。

 今日、「「考える人」は本を読む」という本を注文した。

 この著者、河野通和さんを知ったのは糸井さんのサイト。糸井さんのサイトは師匠からの情報で、文章を言葉を上手く使いたければ、いや、文章と言葉を自分のモノにしたければ、いや、文章と言葉に誠実に向き合うには「ほぼ日刊イトイ新聞(WEB)」に触れなさいというアドバイスを素直に受け止めたから。結局、私たちは「自分のスタイル」に比重を置く思考の癖が強く、受け入れる情報も自分のフィルターで見事に「自分寄り」に分別しているのです。「いやいや、そんなことはない。広く深く情報に触れていますよ!」とか、「こう見えて、選り好みをせずに公平に探求していますがね。」とか言う人に限って、狭く浅く、好みの入口が狭い。言葉は常に表裏一体、コインの表と裏なのです。

 僕は「考える人」とは「感じている人」だと思っていて、専門知識の豊富さや巧みな論理よりも、自分の感覚にとことん素直な思考が本当の思考だと思っています。

 「本気でものを言うつもりなら、言葉を飾る必要があろうか。」とゲーテが言っています。

 感じることを怠ると、考えることしかできなくなります。それだけは嫌です。