バス釣り名人募集って!

 琵琶湖沿いを車で走っていたら「バス釣り名人募集!」というのぼりを発見。のぼりとセットに外来魚駆除ボックスが配置してあった。つまり、のぼりの狙いはバス釣り名人達にバスを釣って駆除してください!というメッセージを込めたのだ。恐らく、この戦略を考えたヒトはアングラー達がこののぼりを見て、次から次へと釣ったバスを駆除ボックスに入れてくれるだろうと確信したはず。が、しかし、恐らくこの戦略を考えたヒトはバスを釣ったことがなく、「名人」と仄めかせばアングラーは反応すると考えたはず。いやいや、いつものことながら、このタイプのロジックには閉口してしまいます。これが実感を得ていないヒト、現場の空気を読めないヒトの離れ業なのかと。

 また、ある県で観光地のネーミング募集企画がありました。企画の主旨を伝えるために募集要項や募集ツールには仮称がありました。そして、その観光地を愛する人達から8,000通の応募があったのですが、結果、審議の末、観光地のネーミングは「仮称」に決定しました。ええっ!観光地を愛する人達からの8,000通の応募とその熱意はどこに消えたのか?慎重な審議が重ねられた結果の「仮称採用」だったのだと思いたいが、それでも遺恨が残るでしょう。これも神業のひとつ。

 どうもこのタイプの人達は慎重過ぎて軽率な結論を出している。考え過ぎて本末転倒な行動をとっている、ような印象を受けてしまいました。

 審議される方達も試行錯誤の末、苦渋の結論だったと思いますが、バス釣り名人がバスを駆除するはずがないじゃん。8,000通のネーミング応募より仮称が優れているわけないじゃん!もう、これらの諸行は神業としか表現できませんね。