ブレードランナー2049

 28日土曜日、「ブレードランナー2049」を観てきました。

 僕が最初に「ブレードランナー」を観たのはかれこれ30年前、池袋の単館レイトショーだった。上司に連れられての初「ブレードランナー」だった。その衝撃の日からひとりでその映画館に3回通った。正直、映画に対する捉え方が大きく変わった。何がどう変わったのか?この部分、なかなか言葉にできない。すでに、世界中の多くのファンがそれについて多くの言葉を残し、いずれも共感した上で、僕には僕の「ブレードランナー観」があったからだ。この気持ち、未だに適正な言葉にすることはできないままだ。そして、「ブレードランナー2049」。「30年間」という時間の経過は大きな区切りでなのである。この映画製作に関わった多くのクリエイターにとっても、この映画を愛する多くのファンにとっても、「30年間」は大きな意味があり区切りだったのだ。僕の場合、それは23歳から53歳までの時間経過に過ぎないが、それと同じ時間がこの映画を愛するすべてのヒト達にも同時に流れていたということ。それが、映画館で「ブレードランナー2049」を観たことで完全にシンクロしたのだ。まず、その歓喜が優先してしまい、正直、まだ、映画本体に気持ちが入れていない状態である。あと、2回は映画館に通えば、映画の本質が少しだけ頭に体に心に入ってくるような気がする。

 公開日2日目、小さい劇場だったが、観客は僕を入れて6名。恐らく、同じことをそれぞれの個性で観点で捉えていたのだろう。

 そして、映画「メッセージ」からの「ブレードランナー2049」。なんとも贅沢なバトンである。