無人のコンビニ。

 シリコンバレーでアマゾンが無人のコンビニをオープンしたらしい。さすがのアマゾンもオープンまでに様々な技術的苦難の連続だったらしく、実際、レジのスタッフをAIに置き換えるまでには相当の苦労があったらしい。どの程度の苦労だったのかは想像もつかないが、新聞の記事で分かる範囲としては商品の認識を店内のモニターで徹底的に管理する技術が最大の壁だったらしい。さて、人間がいるかいなかについてはさほど大きな問題ではなかったらしく、じゃあ、今、コンビニで毎日商品を確認したり現金を受け取りおつりを渡すという業務は、どうやら大きな問題ではなかったのだ。長浜にもコンビニは多い。早朝、釣りに行く時はかならず朝食や飲み物を買っている。恐らく若い学生さんだろう最小限のテンションで対応してださるが、もし、逆の立場だったらそうなるだろうな、こんな早朝にパンとドリンクを買うお客の相手って大変だなぁと感謝しながら買物している。が、そんな気遣いも必要なくなる日が来るのだ。ひとりのスタッフがたくさん並んだお客様を意識しながら、細かい商品を確認しながらオロオロと対応している風景もいずれ過去のモノになる。と同時にコンビニで働いているレジ打ちの仕事はAIに代用される。コンビニのオーナーにしてみれば、バイトのシフトややっかいなスタッフに心労が蓄積することもなくお店を経営できるから理想と言えば理想だが、AIがオーナーになる場合もある。つまり、土地と店舗とAIがあればコンビニが成立するのだ。よく映画で強盗がピストルをつきつけレジから現金を強奪するシーンを観るが、それも過去の話になるのだ。

 どんどんどんどん、AIがヒトの仕事を代用していけば、生活は便利になりクリーンになり円滑になるが、それほど世の中を無人にしたいと考えているヒトは自分自身はAIでは代用できないという根拠や自負があるのだろうか。あるんだろうなぁ。あるからつくるんだろうなぁ。利便性や理想を追いかけて行くと、そこは無人になるのだろうか。それほどヒトはやっかいな存在なのかな。