クリエイターの健康管理。

 クリエイターに限ったことではないのですが、年齢も50歳を過ぎるといろいろなフィジカル面が低下してくる。気持ちだけはと鼓舞しつつも身体機能は確実に低下している。とはいえ、若い頃、なんでもかんでも研ぎ澄まされていたという感覚もない。年齢を重ねるごとに傷も増えるが勲章も増える。体が資本の仕事、スポーツ選手や実作業中心の仕事ではないので普通の健康状態さえ維持できていれば、それで磐石なのだが、ちょっとした違和感で神経質になり焦燥が募るようだ。これも老化のひとつ。

 クリエイターに限らずヒトのポテンシャルを低下させる心理状態に「罪悪感」「羞恥心」「狼狽」「ねたみ」という4大心理状態があるらしい。意図的に人間の心理状態を支配する場合、この4大心理状態を悪用することが多いらしい。僕はあまり意識していないが特に「宗教」に関連するビジネスモデルはこの心理状態を上手く利用して人間の心理を操っているらしい。確かに曖昧に「神」を仮設定しておけば、感情をコントロールしやすい面があるのだろう。実際、僕自身の中にも信じているシンボルがあるはずだから、それを「神」と呼ぶか呼ばないかは別として、心理が思考や行動に及ぼす影響・作用を考えると、人間の自我や個性を無効化するのに「神」という存在は効果的だ。先日、他界されたホーキング博士なら明確な分析をされるのだろうが、凡人レベルではなんとなくふわふわとした捉え方で充分だと思います。

 さて、50歳を過ぎて身体機能が低下する原因に老化は大きく作用しているが、身体的な老化はどうすることもできないとして、メンタル部分の老化はなんとか自分なりの工夫をして、抑制したい。むしろ、年齢と共にポテンシャルが上がる部分もあるはずだから、身体機能の低下と相殺しながら、メンタルを活性していくことで一定以上のレベルを維持したいと思っています。

 具体的には僕の場合「バス釣り」「登山」「ゴルフ」あたりがフィジカルな工夫であり、当然、楽しい時間でもあるので心の緊張で凝り固まった状態をほぐしてくれる取り組みである。「仕事ができるヒトはよく遊ぶ」という言葉もあるぐらいだから、パソコンから離れ、ロッドやクラブを握っている時は全力でエンジョイしたい。趣味を楽しむためにもそれなりの準備が必要だから、当然、フィジカル面も低下しないように心がけています。何も90歳でエベレストに挑戦したいと公言するつもりはないが、空想・妄想レベルでそれぐらいが適正なのかもしれません。