ライフハック(LifeHack)

 ネットでこの言葉の意味を検索すると「仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組み。2004年に米国のテクニカルライター、ダニー=オブライエンが考案した言葉であり、主に情報産業に携わるプログラマーや技術者の間で使われるようになった。アプリケーションソフトやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたこつやテクニックから、業務目標の設定や健康管理にいたる、いわゆる仕事術、生活術を指す。」とある。

 「ハック」の意味は「乱暴に木などを叩き割る」というちょっと荒めのニュアンスがあるのですが、言い換えれば「ざくっと何かを分析・分解する」という語感があるように僕は感じています。そもそも、「ハッキング」のニュアンスがサーバに侵入して危害を及ぼす行為という意味で使われることが多いのですが、実は「叩き割る」からプログラマーのエンジニアリングへ昇華しているのだ。サーバに侵入する行為は「ハッキング」ではなく「トラッキング」が正しいので、私達は言葉のニュアンスや意味について、かなり映画や小説の表現に限定して捉えているようだ。

 現代では「ライフハック」は「健康管理」「仕事術」「生活術」というニュアンスがあるそうなのです。つまり、「人生の品質向上と効率化」を指しているのです。確かに情報は飽和・氾濫しているし、記憶力優先時代から思考力優先時代へ、権威や公認の価値よりも現場の対応力(実践力)、つまり、マスよりもパーソナルなマンツーマン、FACE TO FACE、SNSの時代なんだから、絶対よりも相対こそがライフハックの真骨頂なのだろう。

 ライフハックという観点で現在の自分の仕事を分析に取り組んでみると、いろいろな発見が確かにある。しかし、仕事の品質向上や効率化を達成・実現する手立てについては、まず、仕事である以上、社会性や協調性の重要性が大前提だ。そこをスルーして本質的な品質向上や効率化は成立しないからだ。オカタク捉えればすべてが「ねばならない」になってしまうから、ちょっとちょっとガスを抜きつつ、「だったらいいなぁ~」レベルでライフハックについてボチボチと実践していきたい。