美意識。

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 という本を買った。近日、アマゾンより届く予定。

 さて、「美意識」とは改めてなんだろう?この本では世界のエリート達が「美意識」を経営にどのように活用しているかがテーマで、著名な企業家達の様々な工夫や活用術が網羅されていることを期待している。ビックデータを経営に活用する手順が通念となった現代、分析や解析した末にたどり着いた領域のひとつが「美意識」のゾーンなのだろう。ビックデータなら収集して整理すれば目的の傾向やパターンに辿り着けるだろうが、「意識」「完成」「直感」となると誰でもテンプレート通りに解析できないのだろう。それらのゾーンは規定できない限定できないモヤモヤしたゾーンだから。当然、理論や理屈で解釈しようとすれば羽毛のようにフワリと逃げていくだろう。また、どれだけ時間をかけて「努力」や「集中」してもこのゾーンは顕在化しない。つまり、日本人が得意な「一生懸命」が通用しないのだ。だから、この著者と出版社はこのタイプのアプローチの本が日本に必要だと判断したのだろう。著者が「美意識」に対してどこまでアプローチできているのだろうか?という興味も当然あるが、それはそれ、恐らく正解は別にあるだろうと期待しています。

 世の中にはこんな書籍を紐解かずして「美意識」を獲得・習得・実装している人がいる。ごく自然にごくあたりまえのように「美意識」をコントロールしている人達だ。そのような方達がこの書籍をどう捉えるかとても興味があるが、僕は「美しいモノ」や「優れているモノ」に対してあまり理由や理屈をあてはめたくないし、テンプレートのような外殻を被せることはしたくなと考えている。ま、考えてる時点で、恐らく「美意識」とは違う方向を向いている可能性が高いのだが、それでも、「美意識」は「これが美意識かな?」と言葉にするよりも、そう感じた瞬間の神経の悲鳴みたいな部分に意識を固定し、バケツに入った魚をすくい上げるような感覚で、手の中で魚を感じたい。

 この本の中に魚がいれば、早くそれをこの手ですくい上げたい。