「EOS」と「GH5」

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 実は仕事で写真や映像を撮影する際、「何を撮りたいか」が先行し過ぎてカメラのスペックを重要視してきませんでした。様々なプログラムがあるにも関わらず、ほぼ、写真はマニュアル撮影でした。フィルム撮影の基礎知識だけで写真を撮影してきました。当然、マニュアルは擦り切れるまで読んで頭に入れて撮影に臨むのですが、レンズワークと搾りとシャッタースピードと露出とWBバランス程度の調整でRAWデータで撮影したら、PHOTOSHOPで修正すればいいという程度。実際、印刷物にもWEBサイトにも写真を使う場合はモニターで色を最終調整するので、カメラは構図と画角とピントが整っていて、致命的な不備がなければソフトで調整して仕上げていました。だから、カメラはただのツールで「愛着」の対象ではなかったのです。しかし、手前のGH5は意外と「愛着」が沸いています。理由は定かではないのですが、何気に愛らしいのです。仕事でいろいろなカメラを使ってきましたが、データをPCにコピーしたらバッテリーを充電してカメラはケースに仕舞うというそっけない扱いでしたが、このGH5は何故かいつもデスクに置いていることに気づいたのです。写真から映像までかなりの素材が撮影できるカメラだからというわけもなく、道具以上の何かを感じています。もう、マニュアルは実際、擦り切れていますし、スペックは100%頭に入っています。欲を言えば、接写用レンズと望遠レンズが欲しいところですが、それはいずれとして、このカメラは「写真を映像を撮影したくなる何か」が潜んでいるような感覚です。これってクリエティブワークに取り組む上ではとても重要なことで、アップルがよく言っている「直感」や「インスピレーション」を刺激するという部分なのもかもしれません。

 「EOS」は仕事仲間、「GH5」は親友のような感覚です。