販売士資格。

 「販売士」とは何か?聞きなれない、知らない言葉だったので、ネットで検索すると下記のような説明文がヒットしました。

 「「販売士」とは現在の流通業界を取り巻く環境は、少子高齢化やライフスタイルの変化をはじめ、IT化の急速な進展などにより、急激かつ大きく変化しています。このような状況のもとで、流通業界で最も必要とされているのが、多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器としてニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」なのです。」とのことです。

 要約して解釈すると「できる営業マン」にあたるのかなと僕は捉えていて、「仕入、販売、物流などの効率」もとなれば、経営者資質のマネージメント能力と置き換えることができると思います。しかし、このスキルを「資格」で括れるのでしょうか?急激に大きく変化する前にも同様の取り組み方はあったはず。そして、同じくなんらかの「資格」も存在していた。つまり、ひとつ前の古い資格という枠組みでは包括できなかったから、新しい「販売士資格」を設定して取り組みましょうという意図なのだろう。でも、「販売のプロ」っていつの時代も基本的に「規格外」であるからこそ、じゃないかなと。資格で定義し整理すれば分かりやすく、とっつきやすくはなるのだろうけれど、さて、その資格を取得して基礎知識とノウハウ・手順を理解したうえで、それを「販売のプロ」と呼べるのだろうか?というメビウスの輪のような印象を受けてしまいました。

 ま、何事も「資格」が定義としてしっかりと確立され存在しているからこそ、その基本構造との対比・比較として「伸び代」や「利点」や「正解」が際立つわけです。だから、多様化・高度化のひとつのモノサシとして「販売士」は意義・意味・価値があるのだと思いました。