運指練習。

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 僕の楽器経験はギターとベースだけです。パソコンのDAWをする時はMIDIキーボードを使い単音を入力していますが、何もキーボード(鍵盤)である必要はなく、パソコンのキーボードの方が早くて確実なのですが、楽曲をつくっています的な感覚を味わいたくてMIDIキーボードを使っています(カタチから!?)。とは言え、ギターも毎日弾いてるわけではなく、気分次第で覚えているフレーズを弾いたり、手元にある楽譜を観て気分転換に弾いている程度。でも、1ヶ月ほど前にギター音源を使ったシンプルで個性的なBGMの映画を観てから、その映画のサウンドトラックを入手してオリジナルのBGMをつくりたいと思い立ち、そこからレスポールの運指練習をコツコツ始めています。リードはしばらく弾いていなかったのでスケールは忘れているし、指はポーズ人形のように動かない。また、動かないと動かないで指の力が入り、関節が開かない。開かないとそれぞれのフレットのベスポジをタッチできないので、音が鳴らなかったり、微妙にビビリが入る。ビビリは弦高を調整しなければならないのですが、できるだけ下げて弾きたいので、タッチをより正確にしてライトに的確なピッキングを目指しているのです。などと頭でいろいろ考えていても、実際、運指練習をしていなければ指は思い通りに動いてくれません。プロではないので1日8時間ギターを弾くわけにもいかず、でも、ちゃんと指が動かなければ何も始まらないのです。

 絵を描く時の「筆」や漫画を描く時の「ペン」も同様で、どんなに頭で手順を理解していて、斬新な完成形がイメージできていても、筆でもペンでも自由に動かなければ、絵は描けません。スーパーリアリズム絵画を目指すってわけではなく、ラフな着色やペンの細かいタッチ一本にしても、手がイメージ通りに動かないと線やタッチが死ぬんです。つまり、成果は期待できません。ギターも同じ。

 仕事でも趣味でも何か道具(ツール)を使う時って、ほぼ、使うのは手なんです。優れた情報や見本を「探す力」や「分析する」観る力があっても、その情報やイメージソースを頭の中で自由に想像して組み合わせたり設計する「イマジネーション」が秀逸でも、実際にそのイメージを形にしたり用紙に記録するテクニック(技術)、つまり、手が自由自在に動かせないと成果は尻すぼみ。でも、イメージ通りにストレスなく手が動く状態を意図的につくるって難しいというかとても大変なんです。手の動きって意識しなければすぐに鈍くなるのです。パソコンのキーボートなど1日触れなければ、最初の10分はミスタッチの連続でイライラしてしまいますし、ペン画なども下絵が仕上がって、本番のペンを入れる前は15分ほど、いつもの手順でいろいろなウォーミングアップ(ストローク練習)をしてから仕上げのペン入れをします。

 ギターの運指練習も(ほぼ毎日30分程度)3週間が過ぎて、なんとか6弦の往復がスムーズになってきました。まだ、演奏を披露することはできませんが、いずれ、近いうちにYTチャンネルで披露できるようにと頑張っています。ギターは左手が勝負だと思いきや、実は右手のピッキングも重要なんです。と、ま、風呂敷を広げるのはこれぐらいにして運指練習をコツコツ続けていきたいと思っています。運指練習が仕上がったら、YTで知ったジャズの鉄板フレーズを何回も何回も練習して、DAW作業に挑戦しようと思っています。コツコツ積み重ねた先にしか存在しない「ENJOY」があるものなんです。つまり、頭で理解できていて情報を知っていればつくれるコンテンツって、誰もでもつくれるわけです。この「コツコツ」を経てこそ見えてくる実感できるゾーンがあるので、「目」と「頭」と「手」がしっかり連動してコンテンツがオートマチックに生まれる。これが最高の状態なのです。音楽場合は「耳」ですが。