人気ソフトウエア100

 特にMACを使い始めた30年前からWINを併用するようになっても、一番気になるのはソフトウエアの存在。パソコンを使い始めたきっかけがアドビのイラストレーターとフォトショップだったことがとてもラッキーだった。もし、あの時、この二つを使っていなければ今でも新しいソフトウエアに挑戦しようという強めのモチベーションが生まれていないような、どこか後手に回って先頭集団の後ろからついていくような姿勢になっていたかもしれない。あの頃、確かにイラレとフォトショップはハードルの高いソフトだった。マニュアルもチュートリアルも英語版。画面はクソ小さく、モノクロで粗い。現在の5Kモニターなど想像できない環境・状況だった。つまり、それほど私達の仕事の効率や成果はパソコン(ソフトウエア)ワークに左右されているということだ。

 未だに「私はパソコンが苦手です」とか、「新しいソフトウエアのマニュアルを読むのが嫌いだから」という言葉をよく聞くが、これはもう、自分の知識や能力の向上を放棄している敗北宣言。一方、常に新しいソフトに挑戦してゴリゴリ使って新しい成果を生み出そうとする人がいる。時代が大きく変化しても、歯を食いしばって好奇心のアンテナの感度をビンビンにして貪欲に技能を獲得しようとする人は当然成果を上げ、高い評価を得る。この姿勢が当然、インターネットやクラウドやAIのフィールドを闊歩するための脚力になるのだから、自分に言い訳するのはやめて、とにかく歩き続けるしかないのだ。

 そこで、現在、私が挑戦しようとしているソフトウエアベスト3を紹介します。

 第3位はDAW関連のミキシングソフトだ。当然、AEやPRにもミキシングがフィルターやエフェクトは多く存在するし、CUBASEやAUDITIONなどの有名どころもすでに使っているが、それでも、ミキシング作業は奥が深いから好奇心と探究心を消してはいけない。もっともっと「レベルの高い音づくり」を習得したいと思っています。ま、とは言え、使える楽器がなんちゃってキーボードとレスポール(エレキギター)しかないのが現実なので、もっと、ちゃんと音楽理論を学んでおけば良かったなどと後悔しなくもないが、そんな安易に「音楽」が習得できるはずはないので致し方なし。音楽を極めようとしている「鬼達」をたくさん知っているので、あの世界は阿鼻叫喚なので。

 第2位はプログラミングソフトの「パイソン」である。2冊ほど本を読んだレベルだが、このツールの未来図はデカイ。AIを使って自分に何ができるかまだ明確には分からないがこれはやっておく必要がある。絶対にある。デザインやWEBや映像コンテンツに対してどう有効なのか?この部分を見極める必要があるだろう。「いやいや、あんたがそれを使わなくてもどこかにゴリゴリのエキスパートがいるから覚える必要はないよ」ではダメ。ツールはまず使うこと。

 第1位は「弥生」「FREEE」「MF(マネーフォワードクラウド)」あたりの会計ソフトである。これはこれまで完全にスルーしてきたゾーンなので、まだ全容さえ見えていない。すでに専門書は4冊読んでいるが、それでも全容が見えていない。必要に迫られて使い始めているが、う~ん、まず、経理・会計の専門用語がチンプンカンプンである。でも、所詮、ソフトである。経営者や個人自営業の皆様は使っているわけだから、習得できないはずがない。

 余談ですが、アマゾンで人気売れ筋ソフトウエア100選というページをチェックすると60%がオフィス関係、30%がセキュリティー関係で10%がOTHERである。少しびっくりしたのは僕が日頃仕事で使っているソフトウエアが1本もこのランキングになかったこと。そうかそうか、これが世間一般の売れ筋なのかと改めて驚きでした。だから、僕が使ってきたような専門的なソフトウエアの知識やテクニック解説はニーズとして極薄だが、解説書や応用テクニック集などを企画して制作す意義や価値はありそうな予感がしています。

 そう!「人気」の裏側には必ず本質的なニーズが潜んでいるんです。