ドミナント。

 さて、「ドミナント戦略」というテーマのメルマガが届いた。「ドミナント」!この言葉を知ったのは最近で、「作りながら覚える 3日で作曲入門」という本に何回も登場してきていた言葉で、もう10回以上読んでいるので頭に刻印されていたようだ。そのメルマガはある経営コンサルタントからのメルマガで「ドミナント戦略」についての記事なのだが、その内容よりも「ドミナント」という言葉にのみ反応してしまった。

 ウィキペディアでリサーチすると、「属和音 - 英語では「ドミナント」(Dominant)といい、属音または属和音を意味し、ある調の主音に対する第五度(v度音)の音、またはその音を根音として三度音程の音を積み重ねた和音(V度の和音)を指す音楽用語。」という説明が掲載されている。この本を読むまではこの内容はチンプンカンプン。しかし、音楽について無知な人間でも、構造が理解できていなくとも何回も何回も読むという粘りは、わずかだが効果があったようだ。好奇心って大切です。「主音に対する第五度」って普通なら何?ってなるところ、僕もこの本を読むまでは「主音」さえ知らなかった。つまり、「Cに対してGがドミナント」って今の段階では実感していて、C/E/Gで「Cメジャーコード」なので、第五度というのはキーになる主音を補強する属音なのです(なのですって、にわかド印音楽家が偉そうに!)。

 僕は10代の後半、エレキベースを始めて、その流れで大学でエレキギターを覚えた。ま、小さなライブハウス程度、学園祭レベルではステージに立てる程度だが、音楽をエンジョイするためにはどしてもコードを習得しなければならない。しかし、理屈や理論はチンプンカンプンで、こことここを押せば「C」、こことここで「F#m」程度だった。でも、それじゃ、コピーバンドはできても、0から曲はつくれない。だから、長年、いろいろな音楽関係者、バンドマンに素朴な素人質問を繰り返してきたが、やはり壁は高い。想像以上に高い!そんな、ド素人を相手に詳しい話はしてもらえないのが現実。確かに「この映像はどうつくっていますか?」とか「このスクリプトはどこを改造すれば?」などと質問をされても、その前にもっとやることがあるでしょう?となってしまう。つまり、正しいグリップをできない人に、5番アイアンのインテンショナルフックは教えられない。だって、ゴルフの話題を切り出しても「僕はいつもスライスに悩んでいて~」という返答が来たら、「はい、早く治しましょうね」としか返せない。話しは終り。つまり、会話を成立させようとするには、なんでもレベルがあるのですね。

 で、ドミナント。鍵盤の経験がなく、これまでパソコンのソフトをPCのキーボードを代用してつくってきたが、やはり、基礎を実感するためには鍵盤が必要だろうと、3年前に鍵盤を買いました。鍵盤なんて到底、自分には無理だと思っていたが、手元(PCの上の棚)にいつもあると、ボォ~っと和音や運指の練習をできる。そんな程度のスタートラインだとしても、コードの仕組みや構造をいろいろリサーチしながら、実際に鍵盤を押さえて和音を出してみると、これがなかなか、その気になれるんです。確かにネットで「美しいコード進行」って調べるのもやらなきゃなんですが、それはちゃんとグリップが完成してからのお話なんですね。

 新しい言葉をひとつ覚えると少しだけ頭脳が若くなるらしい。なかなか記憶力も鈍化して厳しい今日この頃ではありますが、好奇心があるうちに諦めずなんでも取り組んでいこうと思っています。

 で、次に気になっている言葉は「三体問題」です。