ポーズ人形

works_200305.jpg

 イラストレーションや漫画を描く際、ある程度、想像でポーズは描けるのですが、正確には思い込みや構図を決める癖で、描画中、微妙にデッサンがどこかで狂い妙な構図になります。そのままデフォルメとして捉え仕上げていくことで独自の雰囲気は出せるという利点もあるのですが、やはり、複数の構図を描き分けるとなると構図に統一感が必要になります。この部分をすべて想像で描いてしまうと微妙にデッサンが狂っている部分が明白にならず、違和感のあるバラバラな画面構成になります。

 で、このようなポーズ人形製品のニーズがあるのでしょう。しかも、この商品の仕様を確認して高さは150mmだと書いてあったのである程度は想定していましたが、実際、商品が到着すると「小さい!」という印象がありました。しかし、逆にこれ以上の高さが、例えばあと50mm大きくなり身長が200mmになったら、恐らくですが直接デッサンする場合でもカメラで撮影して構図を決める場合でも大き過ぎるような気がしています。これはバンダイさんの商品なのですが、やはり、長年の現場のニーズを反映し、この150mmというベストサイズにされたのだと思います。間接の動きや立てた場合の安定性、各ジョイントの強さもベストバランスですし、可動範囲が実際の人体の可動範囲よりも少しだけ広く設定されていますから、アニメーションを描くプロの方達にもこのポーズ人形製品が重宝されている理由が分かりました。さすが、バンダイさんの高い技術力が生んだ商品なのです。

 なかなか優れたプロ用のアイテムです。