エアブラシ。

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 これは学生の頃、アルバイトで購入したエアブラシ。ノズルを2個、コンプレッサーを1台、そして、ホースやジョイント金具など占めて約10万円でした。学生の頃だったのでなかなかの出費でしたが、作品づくりやデザインの仕事を始めてからもエアブラシでベースを描いて、描き込みは筆という手順でイラストレーションの仕事にも使えたのでとても重宝しています。最近はエアブラシを使ったイラストは描いていませんでしたが、立体作品の塗装目的でひさびさに出してきました。

 イラストを描く場合、筆の平塗りでも均一な着色はできるのですが、やはり、エアブラシ独特の均一な描画や微妙なグラデーション表現などは手では不可能です。ただ、このノズルは上部のスティックの使い方がとてもデリケートで、画面から50mmほど離して、最初のポジションでエアーを出せば、直系3mmぐらいの円形噴射になり、スロットルを引き込むと直径30mmぐらいまで広角に吹き付けることが可能です。エアーの強さも上部のスロットルだけで調整するので最初は絵具が出過ぎたり、思うような描画ができません。また、アクリル系の絵具を使い続けると、内部で微妙に絵具が硬化して詰まり、噴射が均一になりません。色替えをする度にキレイに内部の絵具も取り除いてから新しい絵具を入れる必要があり、なかなかの手順が必要なのです。今回は立体作品への塗装目的なので、シンナー系の塗料になり、水性の絵具とはまた異なる手順が想定されます。ま、30分ほどテスト噴射を繰り返せば昔のカンは戻ると思っていますので、しっかり色をつくって立体作品を仕上げたいと思っています。