インターネット発信術#001

 「リモートワーク」というキーワードが注目されている。実際、従来の仕事をリモートワークに切り替えている割合は都市圏でも17%程度らしい。仕事内容でリモート化できる仕事もあれば、そうではない仕事もあるからだろうし、リモートワークに取組める条件として、ネット環境や仕事用のソフトウエアが必要なことと合わせて、リモートでも仕事が完結できる技能や知識が必要になってくる。

 以前ならばリモートワークはただのひとつのワークスタイルであり、WEBデザイナーやビデオグラファーなどのクリエイターがカフェや自宅でスタイリッシュに仕事をすることがリモートワークと捉えられていたような記憶がある。元々、投資事業や経営コンサルタント業務や
生涯教育などの分野でもインターネットを活用したシステムが活用されてニーズもあったが、現在のリモートワークは状況的に必要に迫られた上でのお話なので、会社の方針としてリモートワークを強いられている状況は恐らくいろいろな戸惑いが多いことだろう。

 日頃から会社で対面でコミュニケーションをしている状況が一変し電話やメールやビデオチャットなどで遠隔で仕事に取り組むというのは違和感があるだろう。

 インターネットコンテンツについても同様で、従来の営業業務や営業活動を実動からリモート(インターネット)に置き換えようとする場合も、取り組み方の姿勢や意識を少し変更する必要がある。すでに認知のある企業や商品をカタログ販売、折込チラシ販売、店頭販売から、ECサイトに切り替え、リモートで企業情報や商品情報を訴求するならまだ手法を変更するだけだから、認知度を獲得することへの苦労は少ない。しかし、開業・起業する、独立して自営個人事業主として事業を展開するとなれば認知度もネットワークもほぼない状態。この状態で適正な良質な認知度を獲得するにはしっかり戦略を練る必要がある。潤沢な予算があれば、営業マンを雇用し、同時にインターネットへの情報発信を充実させることができるが、どれぐらいのコストをかけてどれぐらの長期的な計画にするのか?をある程度想定しておかないと、時間とコストを浪費することになりかねない。

 そのような状況でインターネットで伝える効果のある企業情報・商品力情報・売り手情報の個性(特長)とはどんなモノだろう。一番分かりやすく優先される判断材料は「価格」である。しかし、単に価格の比較では情報の優劣を判断できない場合、仮に同価格の二つの商品があり、それぞれに性能や品質が同じであれば、どちらをお客様(市場)は選択(購入)してくれるだろう?

 この問題について、WEBデザイナーとしてクリエイターとしての試行錯誤について少しシリーズ化してこのブログに「インターネット発信術」というテーマで綴っていこうと思っています。