いいアイディアはいい道具から。

「いいアイディアはいい道具から」

 これは画材屋さんのキャッチコピーなんですが、とても共感してしまいました。

 この言葉、裏を返すと、いい道具やいい技術がなければどれだけいいアイディアが浮かんでも実現しないということになります。いくら大風呂敷を広げて大きなビジネスプランを考えて公言したとろで、実現率が低いプランは「絵の餅」です。また、いい設備、いい道具、いい環境が整っていても同じ。つまり、パソコンやソフト、デジタル機器も同じなんですが、使う人の技能次第なんです。ただ、技能のみに専門性が偏ると、いわゆる「職人タイプ」になってしまい、柔らかい頭が成立しなくなります。「職人=頑固者」という印象です。専門的な分野のプロフェッショナルの人達は特にこの傾向が強く、自負やプライドが高いゆえに独自の狭い世界の中で正解を出してしまう。なんとか馬鹿という存在に陥りがちです。当然、頭が固くなると柔軟な発想や奇抜な着想・ひらめきが生まれませんから、いい道具(技術)は持っていてもいいアイディアが浮かばない状況になります。これ永遠のジレンマなんですが、それでも柔らかい頭をキープするコンディションに留意しているという前提で、やはり「いい道具」はいいアイディアの実現性を高める場合が多いと思います。それはアナログツールもデジタルツールも同じで、結局、使う・活用する・応用するのは人であり、その成果を評価するのも人。良質であることの捉え方を間違えないようにしたいものです。その価値を仲介するのがインターネットだとしても結果は同じだと思います。