イラストレーターとフォトショップを極める。

 この時期、生きていくためにデジタルスキルをアップしようという方が多いような印象を受ける。滋賀県長浜市でデザインの仕事をしていてそう感じるのだから、東京や大阪ではもっとリアルな現状があるだろう。

 リモートワークというスタイルが定着し、スマホさえあればテレビ番組が成立することを私達はもう知ってしまった以上、もう、元の仕組みの優位性は完全に消えたと言える。

 ならば、このタイミングでつくり手はどんなスキルやテクニックを磨き成果物(作品や商材など)を完成させる方法を習得しなければならないのか?

 「デジタルツール」×「インターネット」×「リモートワークスタイル」=つくり手という
方程式が今後、大きなバリューを生み出していくことになるのだろう。

 で、つくり手は何から始めればいいのだろう?

 今から最新のイラストレーターの専門書やチュートリアルに挑戦するよりも、それらの知識はソフトを買ってパソコンにインストールすれば誰でもできることだから、その前段階の準備をしっかり整えておくことのように思える。それはつくり手としての良質なコンディションづくりだと。結局、デジタルツールでできることの幅や可能性って、つくり手次第なんだから、僕はあまりイラストレーターの「テクニック集100選」みたいな書籍は買いません。実際、仕事に使えるテクニックは100個の中の2~3個だから。本屋で3分間ほど立ち読みすればこれとこれは使えるけど、あとは必要なし。という専門書が非常に多い。でも、逆に書籍や専門書などを企画して編集する立場になれば、書籍を売るためにはあれもこれもと100個は入れておく必要があるのだとは思いますが、実際、現場でそのテクニックはないですね、というパターンが非常に多い。

 だから、一回基本に立ち返り、そもそもイラストレーターというソフトは何をしているのかという根本の部分をしっかり理解・実感することだと思います。

 ジョブスが言っています。ドットとドットを繋げよう!という意味の言葉「Connecting the dots」はそういうことだと思います。正にイラストレーターのポストスクリプト構造に合致します。

 そして、次にピクセルの存在を再確認・再発見してPHOTOSHOPを起動すればいいのだと。