クリエティブ漫才#001

AIプログラミング

二人「はぁ~い!どうも!クリエティブ漫才やってますHIRO&KHUZで~す!」
ヒロ「僕が元広告代理店ディレクター、今、ゴリゴリの商売人 ヒロでぇ~す!」
カズ「私がデザイナーのカズです」

カズ「最近、小学校でもAIプログラムの授業があるみたいやで」
ヒロ「AIやね、アイやねアイ!」
カズ「・・・、ヒロさんはAI詳しいの?」
ヒロ「まぁね。そこそこ、大したことはないけどね」
カズ:信用していない表情。
  「AIで人間の仕事が奪われる!みたいなニュースがいろいろあるじゃないですか!」
  「例えば、工場とかでAIが全部作業をしてしまうんで、
   従業員さん達は仕事が無くなる!みたいな」
ヒロ「それは深刻な問題やねぇ~」
  「便利さと置き換えに自分達の仕事を無くすというパプニング!」
カズ「ほぉ~、分かってますやん!」
ヒロ「でも、僕達はクリエティブな人間だから、
   どんなにアイが進化しても、仕事を奪われませ~ん!」
カズ「なるほど、確かにそういう考え方もあるみたいですが
   実際、人間がやっていることですから、AIが進化すれば、
   いつかはクリエティブワークも奪われてしまうんじゃない?」
ヒロ「いやいや、そんなことは無理でしょう!絶対に無理!」
  「だって、アイがデザインをつくるなんて無理無理無理!」
  「じゃぁ、企画書を読んで、クライアントのややこい要望を聞いて、
   過去の事例を比較検討して、ベストデザインを決めるなんて
   複雑怪奇な仕事、人間だからできるんやん!
   アイは人の好みとかの感覚がないんやから、
   このデザインがベストです!って決められるわけがない!」
カズ「めずらしく熱いですね、ヒロさん」
ヒロ「ま、単純作業とかデータベースを検索して目的の答を
   限定することぐらいは検索エンジンでもやってることだし、
   言語を正確に解析して文字データに変換する豊富なデータベースが
   常にアップグレードできれば、ウィキみたいに選択肢が多くなる分、
   より答は適正化していきますがね」
カズ「す、素晴らしいじゃないですか!」
  「よほど、AIを勉強してるんですね」
  「じゃあ、ちょっと、AIプログラムを実装したロボットが
   どこまでクリエティブワークに対応できるか
   シュミレーションしてみましょうよ!」
   ヒロさんぐらいAIに詳しいんだったら、
   もしかしたら、今後のAI開発のヒントになって、
   どこかの大企業から、開発資金が・・・」

ヒロ:すでにAIロボットになっている。
カズ:それに気づきクライアントのテイになる。
  「ほんま、クリエイターってメンドクサイ奴が多いわぁ~
   気難しいというか、主張し過ぎというか、こっちの話を
   全然聞きもせんと、こうだからああだからって理屈ばっかり。
   で、それが納得いかくなくて質問の角度を変えたら、
   今度はセンスの話で丸め込もうとするよねぇ~
   ほんま、メンドクサイ!」
   でも、ここの会社にはAIクリエイターがいて、
   膨大なデータベースから最適のデザインを選択して、
   プログラムと連動して、常に新しい情報をダウンロードするらしい
   自分で学習して柔軟なクリエティブスキルを高めているらしいで」
   なんか、逆にそんなクリエイターに仕事頼むの緊張するわ」
  「おっ、ここやここや」
   入口の自動ドアを入る仕草。ウィーン。
ヒロ「こんにちわ。来社頂きありがとうございます」
  「カズ様ですね。ようこそ」
  「ミーティングルームはこちらです。どうぞ」
カズ「初めまして、よろしくお願いします」
   AIロボ(ヒロ)の後からミーティングルームに入る仕草。

ヒロ「早速ですが、本日の案件はネットCM広告動画のご相談でしたね?」
カズ「はい、以前はテレビCMをけっこうなコストをかけて制作していたんですが、
   この時代、テレビよりもネット広告、しかも、効果的な動画制作となると、
   制作会社も限られてて、で、御社のAIクリエイターという広告を
   たまたま、ネット広告で発見して連絡した次第です」
ヒロ「アリガトウゴザイマス」
   突然、AIロボが停止して瞬きを繰り返してる。
  「おおっ、データベースから最新情報をダウンロード中?」
カズ「おっと、早速、アップグレードですか?
   どんな感じになるんやろ?」
ヒロ:「ピロピロピロ」と言いながら、地面に生えていた小さい花を摘む動作をして、
   それを滑らかな手でカズにゆっくりと渡す動作をする。
カズ「おおっ!これはあのジブリ映画の「天空の城ラピュタ」に
   登場したロボットやん!」
  「パズーとシータを出迎える時の動きですね?」
ヒロ「・・・」首をかしげている。

カズ「あの?これはラピュタに登場していたロボットですよね?
   長い間、ラピュタを護衛していた破壊力のある戦闘ロボット
   でも小動物や自然を愛し、長年、ラピュタを献身的に外部の敵から
   守ってきたあの心優しいロボットですよね?」
ヒロ:首をかしげ、妙な動きをしている。
カズ「お出迎えのポーズは分かりましたから、早速、本題に・・・???」
ヒロ:肩の上にのっている動物を愛らしく撫でている仕草
  「ピロピロピロ」
カズ:少しイライラしている。
  「なぁ!「ピロピロピロ」やないねん!
   心優しい歓迎の気持ちは充分に分かったから、
   仕事の話をしましょうよ!」
ヒロ:また、首をかしげて「ピロピロピロ」。
カズ「おい!もうええねん!AI!ラピュタのロボットはもうええから、
   クリエイターに戻って!」
ヒロ:動きが突然停止して、瞬きを繰り返している。
カズ「そうそう、言葉の認識はできるんやな!
   もうイライラするわ!
   あの、ここタバコ吸ってもいいですか?
   灰皿あるんで、いいですよね?」
  「あれ、ライターライター」いろいろなポケットを探している。
ヒロ:瞬きが止まりアップグレードが完了すると
   少し真剣な表情になり、あたりをキョロキョロ観察している。
   タバコをくわえたままのカズを発見し、
  「ピビビー!」
カズ「わぁ!あぶな!あちちち!」
  「おい!いきなりレーザービームってなんやねん!」
   タバコの先に火が付いている。
ヒロ「ピロピロピロ」
カズ「おい、また、ラピュタのロボやん!」
  「あの!レーザービーム機能なんていらんねん!」
ヒロ:首をかしげて不思議そうにカズを見つめている。
カズ「なんでやねん!」
  「何がAIクリエイターロボや!」
  「花摘んだふりして、レーザービーム出しただけやん!」
  「ネットCM動画の話はせんのですか?」
  「おい!」
ヒロ:また、動きが突然停止して、瞬きを繰り返している。
カズ「ほんま、頼むで!」
  「ジョブスのデータベースとか、
   キューブリックのデータベースをダウンロード学習して
   パチンと素敵なネットCM動画を制作してよ
   イマドキのプログラムされたドローンとかでさ、
   クールで迫力のある空撮して、ドーン!みたいな!」
ヒロ:頭をキョロキョロ動かしてから、ゆっくり、両手を広げる。
   そして、羽ばたく仕草をして、「バッシュ!」と叫んで、
   どこかに飛んでいく(走り去る)。
カズ「また、ラピュタのロボやん!」
  「もう、ええわ!」
FIN