ファイトクラブのルール。

 ファイトクラブには「ファイトクラブについて口にしてはならない」というルールがある。

 ファイトクラブとはD.フィンチャー監督の映画。

 この映画を観た人ならばこのルールがどのように物語の中で成立しているかを理解できるだろうが、何故、フィンチャーはこの物語にこのルールを設定したのか?

 コロナで新しい生活のルールが生まれた。混沌としたSNSの中にも少しずつルールが生まれようとしている。貨幣価値もキャッシュレスという仕組みが生まれ代価の方法論が再構築されようとしている。つまり、常に私達は新しいルールを受け入れることで何かを次の時代へ押し上げようとしているのだろう。

 ファイトは上半身裸で一対一。最後の最後、人間の在り方は言葉(理論)ではなく拳(技能)なんだろう。