2020年09月 アーカイブ

よそ者、若者、馬鹿者。

 企業組織でも様々な団体組織でも大きくなればなるほどルールが厳守され、組織に属する人は全体的な足並みから外れることを避ける傾向が強い。その状況で内部から斬新で建設的なアイディアは出にくく、トップダウンで流れてくる空気を忖度し、組織全体のムードが鈍化する。確かに30歳まで制作会社に所属していた時は、良くも悪くも新しい提案が理論理屈で却下され、何を提案しても実現しないんだろうなぁ~と、モチベーションが低下していた経験がある。デザイン会社として新しい営業展開や販売促進につながればという一心(若気の至り)で提案したのですが、何ひとつ実現できずにモヤモヤしていた。

 最近、ある会議の席で組織が活性化するためには3タイプの人が必要不可欠だという話題になり、昔の自分の経験がフラッシュバックされた。組織を活性化するためには新しい空気を入れ替えなければならない。そのためには「よそ者」「若者」「馬鹿者」が必要だという話題でした。

 なるほどなるほど、確かに!と会議の進行をスルーして思わず資料にメモしてしまった。

 「よそ者」「若者」「馬鹿者」か。

 また、ある大企業様のオーナー(社長様)がある打ち合せの席でこんな言葉を言っておられた。
「ウチも本来は社内にクリエイターを雇って、広報活動や販売促進目的の企画部が必要なんだが、なかなかそんないい人がいないから、結果、外注になってしまうんだよ」と。
 ま、外注先の私としてはどうコメントしていいものか迷ってしまったが、確かにデザインを外注するコストや効率を考えると、内省化し、いつでも気軽に広報作業や販売促進業務をトップダウンで依頼できるメリットがあるし、内部にいるスタッフであれば、会社組織の実情や経営方針や事業内容を掌握して当然、その上で建設的な展開ができるというメリットがある。しかし、デザインの仕事は効率よりも柔軟性みたいな部分が必要であったり、ある意味、ノーカンで無知な人の方が公平性があり、また、突拍子もない非現実的なアイディアを出せる場合がある。

 この状況こそが「よそ者」「若者」「馬鹿者」の出番・役割りなのだ。長浜に来て26年。いろいろなクライアント様にお仕事を頂けたのも、「よそ者&若者&馬鹿者効果」が作用していたのかなとしみじみ振り返っていました。26年もいると、「よそ者効果」と「若者効果」は次第に薄れ、結局残ったのは「馬鹿者」だけかもしれないが、このまま馬鹿者(いい意味で!?)を続けていきたいと思っています。

 馬鹿者の定義は諸説あると想いますので、このブログでは割愛・省略させていただきます。

56歳

 このコロナで同年代のクリエイターさん達や異業種のオーナーさん達といろいろな情報交換をしていると、やはり、互いの年齢のお話になります。「もうすぐ60歳ですよね…」というなんとも渋く寂しい現実的なお話です。どれだけ気持ちは若くともフィジカル的にもブレイン的にも確実に老化は進んでいるというのがいつものオチ(結論)。確かにデス。

 でも、皆さん、一様に自営業を25年以上継続されてこられた猛者・マスター達です。コロナで世の中が非常緊急事態になったけれど、ま、コロナに感染しないことだけ注意しながら、ボチボチこれまで通りマイペースににやります!みたいなテンションが多いです。そんな皆様に共通しているのが、必ず素敵な奥様が支えておられるということ。数回しかお会いしたことのない奥様、一晩どんちゃん騒ぎをして迷惑をかけてしまった奥様、いっしょにゴルフしたり山登りをして盛り上がった奥様、奥様の存在は大きく決してあなどれない(あなどれないなどという上目線が一番失礼!)。僕などその存在はガスがかかった富士山の山頂のように見えないけど確かにそびえている存在です。

 ある友人の奥様などは理科大で勤務しておられたり、また、ある奥様は大阪で広告代理店の外部ディレクターとしてデザイナーの旦那を使っている!?そう考えると、いつの時代も女性は頼もしく強く優秀なんです。そして、とことん徹底的にマイペース。

 最近、ある若手(24歳)のコンサルタントさんから「ネットで縁結び!」という案件を頂き、ネットワークづくりやコンテンツづくりに取り組ませていただいているのですが、ビジネスのベースは六本木にあるのですが、このコロナで実家に一時戻っておられるというエネルギッシュなバイタリティーと才気溢れる若者です。「人の良縁」についていろいろ考えさせて頂いております。

 そんなピチピチのバリバリの皆様と情報交換していると、やはり、僕は間違いなくいろいろな面で56歳なんだと痛感します。厳しい現実です。

 僕のブログの師匠は宜野湾でクリエイターをしている方(57歳)なのですが、最近、連絡したところ、以前にも増して活発に新しい事業を展開しておられました。イベントや料理店の印刷物の仕事は無くなったが、こんな時だからこそ、ひとりひとりの街の声を聴く事や学校や施設で若い学生相手に簡単なクリエティブワークを指南する場をつくっているのだとのこと。このバイタリティーには脱帽です。同年代なのに、スゲェ~!と気持ちが引き締まりました。

 コロナの状況で互いのリアルディスタンスは離れてしまいましたが、メンタル的・フィーリング的にはむしろリモートを通じて関係が近くなった感覚があります。

 縁ある人、万里の道を越えて引き合うモノ。
 縁無き人、顔を合わせ術も無くすれ違う。

 そんな、みゆきさんの声が心の中で聞こえてきました。
 56歳はそういうお年頃なんです。

ごちゃごちゃ。

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 で、超広角レンズ(8-18mm)で僕の仕事場を撮影するとこうなってしまいます。もっと都会の、いや、地方でもデザイン会社と言えば、スッキリ&シンプルなオフィスが多いのでしょうけれど(いや、普通はこうじゃない!?)、やはり、そこで仕事している人間の本質が仕事場に作用・影響してしまうのでしょう。この「ごちゃごちゃ感」は正に僕の頭の中の顕在化なんだろうと自分で撮影した写真を見ながら改めて痛感し、反省しています。

外壁補修と再塗装。

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 先日、アクトの外壁補修と再塗装工事が完了しました。おまけに700mmのサイン用オリジナルステンレスポールを外壁に設置して頂き、このポールにアクトのサインをぶら下げます。まだ、デザインは制作中ですが、台風時のことなども想定して耐久性も考えつつ、テント素材にカラー出力仕様(700mm×700mm)で仕上げようと考えています。

 ちなみにこの写真は最近購入した「LEICA」の8-18mm超広角レンズで撮影しています。あまり、建物の撮影には向いていませんが(アクトが小さい!?)、自然風景や観光地などの撮影では、ノーマルサイズのズーム(12-50)と比較した場合の画角が圧倒的に広いので迫力のある写真や映像が撮影できます。特に映像の場合は圧倒的です。これから秋になり長浜の自然美が際立つシーズンです。いろいろな場所や観光施設で写真や映像を撮影していこうと思っています。

これ以上は無理。

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 恐らく素人の想像ですが、これ以上の映画は無理(つくれない)のような気がします。それぐらいスキがなく、息をつく暇がありません。1回目をタブレットで観てから、HDMIケーブルでテレビに繋いで2回目を観ましたが、もう、当分、DVDをレンタルすることはなくなります。というレベルの画質と音質でした。何が凄いって元画像データも凄いんでしょうけれど、HDMIケーブルが凄いような気がします。WIFIで受けているので、一瞬数回だけピクセルが見えましたが、まったく、問題なし。さてさて、続編はどうなるのでしょう? 楽しみです。

6アンダーグラウンド

 NETFLIXで「6アンダーグラウンド」を観た。

 この映画はNETFLIXでしか配信されていない作品なので、とことん観たいが観れないだろうと諦めていたから、余計に痺れた。恐らく、「6UG」はNETFLIXのココイチ映画だから、期待値はMAXだったが、それ以上だった。「想像を超える作品」というフレーズは死語に近い手垢の付いた言葉だが、この映画に関しては正に「想像を超える作品」だった。恐るべし!世界の精鋭が結集すればこうなってしまうんだ!という驚嘆の連続。しかも、物語が余計な要素を一切削除し、ただただ、傑出した秀逸な映像の太い軸として成立している。ノーランが「TELET」をつくり公開されているが、そのベクトルではない、むしろ、王道を登り切り、8,848mより上に舞い上がったような感覚である。この映画をあと何回観るのだろう。レザボアやダイハード1やシャイニングやスタンドバイミーや羊たち~やブレランのように何回も何回も観て、都度、新しい刺激をもらえる作品の一つだと実感しています。

NETFLIX

 娘がNETFLIXのアカウントを取得した。で、タブレットにもアカウントを設定してくれたので、毎晩、映画を観ています。WOWWOWもNETFLIXも加入してしまうと、絶対に中毒になるので、あえて加入していなかったが、もう、こうなってしまうと、自分の力ではどうすることもできない。手の中にアカウント登録してあるタブレットがあれば、もう、映画を観たいという気持ちを抑えることはできない。ついに禁断の果実に手を出してしまった。いやいや、素晴らしい! 素晴らし過ぎる!NETFLIX!!

「越前おおの荒島の郷」様WEB公開。

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 2020年初頭より企画設計してきた「越前おおの荒島の郷」様のWEBサイトを本日公開しました。と言いましても、まだ、中身は全体構想の約15%程度です。大野市様とも連携して来春グランドオープンされる大型の道の駅。施設の50%がモンベルショップ様という、アウトドア大好き人間にしてみれば、なんともなんとも心震える道の駅なのです。施設内にもたくさんの目玉があります。中でも大野市の米粉を使ったバームクーヘンはこれから試作品をつくっていくのですが、どこかでぜひ試食させていただきたい。敷地内にもRVパークやミニ荒島岳などが登場します。コロナの時期だからこそ、大野の自然環境に恵まれ、三密にならない巨大な施設がこれからの大野市の観光を支えつつ、アウトドアファンも唸らせてくれる魅力的な道の駅になることでしょう。グランドオープンが楽しみです。

→こちらが「越前おおの荒島の郷」公式WEBサイトです。

朽木村へGO!

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 昨日は早朝より朽木村へ商品ラベルのお打ち合わせに行ってきました。まぁ、山の中ったら山の中。ちょっと秘境チックな空気が充満しています。とにかく人気がない。でも、コロナであまりウロチョロできていなかったので、気分転換になりました。

ヒエラルキーに切り込む。

いつも有益な情報のメルマガを頂ける中田様のメルマガ。今日はこんなテーマでした。

「もし今から起業するなら何をするか?」

その本文から一部を抜粋します。
こちらです。

最初はただただ無料で商品を配布することを目的にします。

もちろん、「商品」ですからしっかりと作り込む。
有料で売っていても遜色がないところまでちゃんと作る。

なぜ無料で配布するかと言うと
すでに出来上がったヒエラルキーを破壊できるからです。

もしライバルを出し抜くまではいかなくとも
ヒエラルキーの中に食い込むことはできる。

それくらいのインパクトがあるのです。

ここまで。

中田さんも起業しビジネスとして軌道に乗るのに2年間が必要だと
言っておられます。
起業した会社やお店や商品がしっかり市場に伝わり、
実益が伴うまでに、やはり、最低でも2年間が必要なようです。

経験者の言葉は強くて重い。
自分(アクト)のことを振り返ってもすごく共感できました。

石の上にも2年、なんですね。

まず、リズムなのかな?

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 僕は正式な音楽教育を受けていないので、いったいぜんたい新しい音楽をつくる場合、どこから?どのようにインスピレーションを持ってきて、どんな手順でオリジナル楽曲をつくったらいいのかが皆目検討がつきません。白い紙を前にして筆が動かない書道家のような気分。でも、オリジナル音楽がつくれたらどんなに楽しいだろうと、ずっと、感じていました。けっこう、ずっとです。でも、絵とかデザインと比べて、やはり、音楽はアカデミックな部分が強く、どうしてもハードルが高いという印象があります。学生の頃にもっとちゃんと音楽の理屈や理論を学んでおくべきだったと後悔しています。

 音楽の楽しみ方と言えば、普通、聴くことだけ。カラオケに行ったとしても、コピーバンドをしたとしても、0からつくっているわけじゃなく、課題曲や練習曲をコピーしている。それだけでも充分に楽しいんだから、自分の楽曲がつくれたら究極の至福の達成感があるだろうと想像しているのです。で、たまに音楽家、ピアノとかバイオリンとかバンド活動をしている人に質問してみるんです。「どうのようにオリジナル楽曲をつくっているんですか?」と。と、言いながら、うすうすナンセンスな質問しているなと後悔しています。いつも。でも、なんとかして知りたい理解したいという状況。

 でも、音楽家、音楽に精通している人から頂ける言葉(アドバイス)は、ほぼほぼ「感覚ですかね?」という意味の言葉が多く、う~ん、「そ、その感覚のことをもう少し詳しく…」とは質問できず、「なるほど、感覚ですよねぇ~」と納得したふりをして終わり。全然納得も理解もできていなのに、これ以上、深く質問できる空気ではない。

 逆に僕が誰かに絵を見せて「これ何時間ぐらいで描くんですか?」クラスの質問をされた時と同じ気持ちなんだろうと想像しています。「えっ?時間を聞いて何がどうなるの?」となりますからね。だから、せめて、音楽家の方にトンチンカンな質問をしないレベルになりたいとアマチュアなりに試行錯誤しているわけです。

 で、前置きが長くなりましたが、音楽づくりって、どうやら最初は「リズム」なんじゃないかと最近考えています。DAWでオリジナル楽曲をつくろうとして、まず、ドラムを打ち込みましょうというチュートリアルが多いのですが、うん? 何を元にドラムをデータを打ち込むのかが分からない。速度やドラムパターンなどはソフトでどうにでもなるが、まず、「どんなリズムでいくのか?」がまったくノーカンな状態で、ただ、リズムをつくっても、ベースラインとかメロディーラインがそれに乗るはずがない。

 そうだ!ドリカムの美和さんが曲作りは「鼻歌」をレコーダに入れたら、中村氏が完璧な1曲仕上げると言っていた。鼻歌!? たかが鼻歌、されど鼻歌なのかと。だって、普通の人にオリジナルの鼻歌なんて無理無理。まして、何かそれらしい鼻歌が出たとして、それをどうする???と、そんな2歩進んで3歩下がる(後退している!?)状態をずっとつずけてきたので、せめて、1歩進んで1歩下がるレベルになりたいと、カホンを買いました。手のひらで打面を打つので、ステックワークも必要なし。練習もひざを叩いたり椅子叩けばいつでもできる。つまり、鼻歌が出てこないのなら、せめて、頭の中にあるリズムをアウトプットしたいと思っています。「アフリカンドラム」は好きな音楽ジャンルで、よく聴いています。シンプルで強く心地良い高揚感が得られる。良質でオリジナルなコード進行やメロディーラインは逆立ちしても出てこないので、せめて、「リズム」を楽しめるようになりたいと思っています。

炭火焼うなぎ料理店。

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 9月2日、長浜市内にオープンされた炭火焼うなぎ料理店様から頂いた調理中のうなぎ写真です。まずはこの写真でお弁当用の「掛け紙」をデザインしています。僕はこの世で一番「うなぎ料理」が好きなので、あまり、ブログやSNSに料理写真は掲載しない人間なのですが、これはLOGしておきます。今週、早速、「うな丼」を頂きに伺おうと思っています。写真を見ているだけで腹が鳴ります。「炭火焼うなぎ料理 ざいもん 湖吟(KOGIN)」様というお店様です。

鉛を成形中です。

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 鉛を電気コンロで熔かして型に入れて成形中です。これ1個を成形するのに必要な鉛の原価は約300円です。いろいろ試したのですが、ペーパーウエイトだとこれぐらいの量が適正な重さのようです。

80年代なのか。

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 スタイリッシュな映像と80年代のブリティッシュロック。何故、こうも合うのだろう。恐らくつくり手の中で映像と音楽が見事にマッチしているからであり、いずれも時代を超えて残った秀逸なトラックだからだろう。

 むしろ、トラックが先で映像が後なのだから、後先で言えばボウイが先なのだ。だから、その前にあったモノを探る必要があるのだと思います。スタイリッシュな映像のルーツを知るためには。

歌が上手い人は耳がいい。

 「歌が上手い人は耳がいい」と言われています。この耳、勿論、メロディーやリズムをしっかり聴く耳であり、歌い手の感情や表現のディテールをしっかり聞き取る耳でもあります。そして、同じぐらい大切なのが自分の声をしっかり聴く耳でもあるのです。だから、音痴な人や歌が上手くない人は声の出し方や発声テクニックの前に耳のレベルアップが必要だという一般的なロジックです。

 一方、絵が上手い人は目がいいと僕は考えています。この目、勿論、形や色やディテールをしっかり見る目であり、世の中に存在する素敵な良質な絵をしっかりインプットする目です。そして、耳と同様に自分の描いた絵をしっかり見る目でもあるのです。だから、絵が下手な人は描くテクニックや配色のセンスなどに気を奪われて、自分の目のレベルアップを忘れている人だけなのかもしれません。

 同じことが味覚や嗅覚や触覚にも言えるのでしょうけれど、一般的に音楽や絵をアウトプットする状況と料理をつくったり嗅覚や触覚を使って何かをアウトプットすることは少ないので、自覚しにくい認識しにくいのかもしれません。

 で、最近、YTで素人さんが楽しそうにつくっている「音楽動画」を観るのが結構楽しくて、プロの音楽動画も素敵なんですが、同じ音楽でも素人・アマチュアがルールやセオリーを無視してノンプレッシャーで音楽を楽しんでいる動画に心を持っていかれています。例えば、保険か何かのCM映像でしわくちゃのおじいちゃんや若造やちょっと太った黒人女性が楽しそうに「STAND BY ME」を演奏して歌っているCM。あれは忘れられません。もしかしたら、皆様、プロなのかもしれませんが、一見、普通のおじいちゃん・若者・女性が、屋外で個々に楽器を演奏したり、棒キレを持って歌っている映像。クラシック音楽や日本古来の厳格厳粛な音楽もいいけど、僕は自由に少し調子が外れたぐらいの「STAND BY ME」の方が好きです。

 で、言わばこれもロングテールゾーンのニーズなのなかと捉えています。当然、素人レベルがどんな動画をつくってYTにアップロードしてもヘッドゾーンではないし、ある日いきなりチャンネル登録者が1000人になるってなんてことはない。仮になったらなったで広告費とか入ってきやって、YTからいろいろ注意されるんだろう。まして、人気が出て知名度が上がってしまったら、「楽しいだけ」じゃ済まない。お金が入ったり知名度が上がることは素晴らしいことだが、それでメンタルをやられたり底なし沼に沈むのは本末転倒。世界のネットユーザーがそう感じたから、ロングテールが伸びていくわけです。確かに人気が出て名前と顔が売れて個人資本がいくらになった!みたいなノリは羨ましい限りですが、それはそれで結果論。そもそもの楽しみ方のロジックは弱い、と思うのです。むしろ、「べき」「に違いない」「誰もがそう思っているだろう」的な制限の中で「楽しさ」という枷に翻弄されているだけのような気がします。そんな頭を捻って難しく考えるよりも、意外と身近に「楽しさ」はあるような気がしています。そちらの方がホントの「楽しみ方」のような。

カホン用シンバル。

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 カホンのテクニック紹介DVDを買った。YTでも結構な本数のカホン動画を観たので、基礎テクニックと知識はだいたい分かった。マルチトラックレコーダー(ミキサー)の使い方もほぼほぼ理解したので、あとは、カホン演奏を録音してミキシングしてオリジナル音源をつくろうと思っていますが、YT動画を観ている段階ではシンバルはまだ早いと感じていました。カホンがある程度上達してからと。しかし、DVDの先生が「やはり、必要ですね」「あれば、それらしくなります」という言葉に唆されて(信じて)、これを買いました。

 これで音色としてはハイハット、スネア、バスドラ、シンバルが揃うことになるので、テクニックを上げてオリジナルドラム音源をつくりたいと思っています。ドラムについては本格的にやったことはないのですが、中学校の頃、友人がドラムを買って練習していたのでいっしょに練習したり、高校時代はバンドをやっていた友人の影響でドラムに触れさせてもらっていた。大学になるとスタジオで上手い奴らと課題曲を練習するようになり、練習の合間にドラムを叩いていた。なんとこの程度。全然、本格的に取り組んだわけではなく、ほぼほぼ、「カジリ」と「ツマみ」程度。でも、音楽の聴き方(楽しみ方)として、リズムはとても気になっています。日本人はリズム感が海外の人達と比べてあまり優れていないなどと言われがちですが、日本には日本のリズムがあると思うし、良質な海外の音楽をいろいろ聴いていればリズムは身体に実装・記録・保存されていると思っています。ま、それがカホンで再生できるか否かは別次元のお話として、これが到着したら練習して、オリジナルリズム音源をいろいろつくっていこうと思っています。その後で、ギター・ベース・キーボードをミキサーで重ねて、最後に歌入れかなと思っています。

 つたない貧弱な野望ではありますが、これで「独りコピーバンド」をやる準備ができます。たったこの程度のことではありますが、やはり、音楽は楽しい。

 DAWでドラムだけは打ち込みしようとやってみたのですが、まぁ~打ち込みドラムの薄い音。いろいろなソフトを試してミキシングもやってみたのですが、データ通りに再生するドラムの単調な(完璧な)ドラム音に違和感を感じ、リズムパターンもいっちょまえにアナログでつくりたくなったという背景です。ここまで偉そうに書いたんだから、そこその音源をつくらねば。

熱中症!?

 体力には自信があるつもりだが、老化と猛暑には勝てない。しっかり食欲もあるし睡眠もとっているが、無理をすると危険サインはちゃんと現れる。昨日も早朝の長浜港の撮影ロケから木之本地蔵さん、賤ヶ岳リフトに行ったあたりから頭痛が止まらない。リフト中腹から斜面の撮影のため、カメラを持って登山道を15分。山用の靴ではないし、仕事用のスーツ。ま、15分ぐらいなら楽勝と登り始めるが5分で息が切れ、全身から汗が噴出す。そのまま中腹で撮影して、一旦山麓へ下り、リフトで山頂へ。しかし、山頂もなかなかのコースが続く。で、展望台の最高ポイントに到着するあたりで少し眩暈が。山麓駅にも山頂にも自販機がないので喉は渇いて張り付いている。汗も出ない上に悪寒が。そのままなんとかリフトで下りながら動画を撮影して、駐車場にあった自販機でスポーツドリンクにありついた。

 もう、朦朧とした状態で息は荒く、暫く日陰に停めた車の中でダウン。少し休むと息も整ってきたので黒壁さんの撮影に向かいました。う~ん、56歳、無理はできません。