56歳

 このコロナで同年代のクリエイターさん達や異業種のオーナーさん達といろいろな情報交換をしていると、やはり、互いの年齢のお話になります。「もうすぐ60歳ですよね…」というなんとも渋く寂しい現実的なお話です。どれだけ気持ちは若くともフィジカル的にもブレイン的にも確実に老化は進んでいるというのがいつものオチ(結論)。確かにデス。

 でも、皆さん、一様に自営業を25年以上継続されてこられた猛者・マスター達です。コロナで世の中が非常緊急事態になったけれど、ま、コロナに感染しないことだけ注意しながら、ボチボチこれまで通りマイペースににやります!みたいなテンションが多いです。そんな皆様に共通しているのが、必ず素敵な奥様が支えておられるということ。数回しかお会いしたことのない奥様、一晩どんちゃん騒ぎをして迷惑をかけてしまった奥様、いっしょにゴルフしたり山登りをして盛り上がった奥様、奥様の存在は大きく決してあなどれない(あなどれないなどという上目線が一番失礼!)。僕などその存在はガスがかかった富士山の山頂のように見えないけど確かにそびえている存在です。

 ある友人の奥様などは理科大で勤務しておられたり、また、ある奥様は大阪で広告代理店の外部ディレクターとしてデザイナーの旦那を使っている!?そう考えると、いつの時代も女性は頼もしく強く優秀なんです。そして、とことん徹底的にマイペース。

 最近、ある若手(24歳)のコンサルタントさんから「ネットで縁結び!」という案件を頂き、ネットワークづくりやコンテンツづくりに取り組ませていただいているのですが、ビジネスのベースは六本木にあるのですが、このコロナで実家に一時戻っておられるというエネルギッシュなバイタリティーと才気溢れる若者です。「人の良縁」についていろいろ考えさせて頂いております。

 そんなピチピチのバリバリの皆様と情報交換していると、やはり、僕は間違いなくいろいろな面で56歳なんだと痛感します。厳しい現実です。

 僕のブログの師匠は宜野湾でクリエイターをしている方(57歳)なのですが、最近、連絡したところ、以前にも増して活発に新しい事業を展開しておられました。イベントや料理店の印刷物の仕事は無くなったが、こんな時だからこそ、ひとりひとりの街の声を聴く事や学校や施設で若い学生相手に簡単なクリエティブワークを指南する場をつくっているのだとのこと。このバイタリティーには脱帽です。同年代なのに、スゲェ~!と気持ちが引き締まりました。

 コロナの状況で互いのリアルディスタンスは離れてしまいましたが、メンタル的・フィーリング的にはむしろリモートを通じて関係が近くなった感覚があります。

 縁ある人、万里の道を越えて引き合うモノ。
 縁無き人、顔を合わせ術も無くすれ違う。

 そんな、みゆきさんの声が心の中で聞こえてきました。
 56歳はそういうお年頃なんです。