明日のYT動画3本公開に向けて、文字原稿案を制作しました。ま、このままでは実際読むと流れが悪いので細かい言い回しは変わっていきますが、こんな内容の話にしようかな、程度のメモであり草案です。今回は前回の反省点としてイントロからエンドまで90秒と決め打ちしようと予定しているので、しっかり、ストップウォッチで実際に声に出しゆっくり話てみて原稿を整理しました。しかし、どうせ、細かい脱線やミステイクを連発するので、あくまでも60秒を目標に自然なリズム・テンポに注意しながら、噛んだりホワイトアウトしたら、あとはプレミアとA.E.で調整編集して仕上げようと思っています。自分で撮影して自分で編集しているのに、やはり、いつも、少しだけ緊張してしまいます。でも、これがまたやめられない止まらないなんです。その草案がこちらです。
ハンド・メイド・ワークス・オンランショップ「CUBE(キューブ)」の紹介動画原稿案
Vol.001「手づくり作品の魅力01」
小見出し:いつまでも飽きない。
子どもの頃の想い出ですが、
親から買ってもらったプラモデルはすぐに飽きてしまうことが多かったです。
買ってもらうまでは欲しくて欲しくて仕方ないんですが、
その希望が叶ってしまった瞬間、あれ? みたいな。
父親の大工道具を使えるようになってからは、
木切れでへんてこなロボットをつくって
それを自分の部屋にずっと飾っていました。
夏休みの工作ともなれば、テンションをあげて作品をつくり
学校のみんなに自慢するような子どもでしたね。
買ってもらったプラモデルと自分でつくった木のロボット。
当然、ピカピカしたプラモデルの方がクオリティー的には上なんですが、
ロボットを見るたびに材料を探していた時の気持ちや
ぎこちない手つきでのこを引き、何回も失敗しながらつくっている時の
気持ちが思い出され、とても幸せな気持ちになった記憶があります。
大人になってからも、仕事で造形物を制作するのは楽しい作業ですし、
インテリアショップなどであたたかい手づくり商品を発見すると、
つい、買ってしまいます。
それを仕事場の目に付く場所に置いて、
作品をつくったヒトを想像したり、
作品の手づくり感を眺めて幸福な気持ちになっています。
毎日見ててもまったく飽きることはありません。
手づくり作品って大量生産された既製品にはない、
つくり手の想いや作品づくりの姿勢が作品の中にずっと残っていて、
年月の経過と共にその想いが少しずつ大きくなっていく感覚があります。
だから、飽きないのかもしれません。
Vol.002「手づくり作品の魅力02」
小見出し:発見した時の感動がある。
手作りの作品に限らずですが、
どんな商品でも最初に発見した時、ちょっとした感動があると思うんです。
それは、まるで無二の親友と初めて出会った時のような気持ちです。
お気に入りの洋服などもお店で最初に発見した時
「これを探していたんですよ、これこれ!」みたいなテンションになります。
ちょっとベタな例えですが、「赤い糸」のような縁とか運命を感じます。
勿論、パソコンやカメラ機器なども同じような感覚はあるのですが、
手作りの作品には機能とか性能のようなスペックの話じゃない
「僕と出会うためだけにそこにあったのかもしれない」という
個人的な思い込み、気持ちの部分ですね。
極端な例えですが、運命の女性からついに告白されたみたいな感動があります。
ちょっとキモイ例えですが…。
でも、この感覚って製品選びや人生の分岐点で、
大学や会社を選択する場合でも感じる「アルアル」だと思います。
そうなるべくしてなった!みたいな。
そのセンサーが反応する時って、
やはり、無意識のうちに「心地良さ」とか「満足感」へ
誘導されているんじゃないでしょうか?
自然と感動する方向へ導いてくれているような。
大袈裟な話になってしまいましたが、
素敵な手づくり作品との出会いってそんな感動があると思います。
Vol.003「手づくり作品の魅力03」
小見出し:つくり手の存在を感じられる。
長年、デザインの仕事を通じてたくさんのヒトと出会い、
また、エキスパートの皆さんに助けられて仕事に取り組んできました。
いろいろな出会いを経て、信頼関係を築きご要望を聴き、
仕事に取り組ませていただき成果物を納品するまで、
僕はどうしたらこのヒトに満足していただけるのか?
どんなデザインをつくれば満足してもらえるか?を
全身全霊でアンテナになって対応してきました。
皆さんも学校や社会生活のの中で同じようなアンテナを持っておられるはず。
このアンテナは相手の「価値感」や「好み」も感じ取りますし、
ビジネス上の利害関係・人間関係も見極めます。
つくり手も作品をつくる時、このアンテナをビンビン作動させています。
「買ったヒトに心地良い気持ちになってほしい」とか、
「部屋に置いてもらって毎日ウキウキさせたい」とか、
「手にするたびに心を癒しすことができたらいいな」とか想像しながらつくっている。
大量生産型の商品も設計者や開発者は同じ気持ちで、
買ってもらうヒトの幸福な顔を思い描いて製造しておられると思うんですが、
手作り作品ほどダイレクトにその存在感が伝わってこない。
ま、商品の製造行程でつくり手の気持ちが分散されたり弱くなっていき
販売会社や販売店など、多くの関係者の狙いなどが追加されていくことで、
つくり手の気持ちが少しずつ薄くなっていくんじゃないかなと思います。
すいません、個人的な理屈ばかり言ってしまいました。
だから、手づくり作品ってつくり手の存在感や姿勢などの気持ちを入れやすく、
そのエネルギーが消えにくい魅力があると思います。
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ここまで。さてさて、ここからが長丁場になります(汗)。